2007年に初演された松尾演出版「キャバレー」の、10年ぶりの再演となる今回。歌姫サリー役の長澤まさみをはじめ、キャバレー“キット・カット・クラブ”のMC役に
「キャバレー」は、ヒトラー政権の台頭へと向かう時代を背景に、ベルリンのキャバレー“キット・カット・クラブ”の退廃的なショーと、歌姫サリーを中心に繰り広げられる、恋と破局の物語。ジョー・マステロフが描く骨太なストーリー、ジョン・カンダー&フレッド・エブの作詞作曲家コンビによる魅惑的なナンバーの数々、そして近作「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」でも、時代を切り取る鋭い目線を見せた松尾の演出と、見どころ満載の話題作に、長澤がどう挑むのか注目だ。
上演に際して、長澤は以前から松尾作品に出たかったと言い、「松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみ」とコメント。松尾も「長澤まさみさんは、この度のキャバレーに向けて『なんでもやります!』と、言い切りました。その心意気に、とことん乗っかり、『なんでも』の向こう側がお互いにのぞけたら」と語っている。
ミュージカル「キャバレー」は、2017年1月に東京・EX THEATER ROPPONGI、神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 ホールにて、2月に大阪、宮城、愛知、福岡にて上演される。
松尾スズキコメント
長澤まさみさんは、この度のキャバレーに向けて
なんでもやります!
と、言い切りました。その心意気に、とことん乗っかり、「なんでも」の向こう側が、ミュージカルというエンタメの世界で、お互いにのぞけたら、それを幸せと感じたく思います。
長澤まさみコメント
ミュージカルの出演は今回が初めてなのですが、また1つ女優として新たな一本を踏み出してみたく、挑戦することにしました。
以前から松尾さんの舞台に出るのが夢だったので、松尾さんの演出を受けられる事が今から楽しみです。
経験豊かな共演者の皆さんにも助けをもらって素晴らしい公演になる事を期待して進んでいきたいです。
不安やプレッシャーも有りますが、何よりも楽しんでより多くのお客様に松尾キャバレーを見て頂きたいです。
田中希世子(プロデューサー)コメント
2011年にパルコ劇場の本谷有希子作・演出「クレイジーハニー」で初舞台を踏んだ長澤さんは、このとき既に強烈な輝きを放っていましたが、2014年の三谷幸喜作・演出「紫式部ダイアリー」(パルコ劇場)で、さらに大きな花を咲かせました。そんなまさみさんに、ぴったりなキャラクターそして、歌という才能を発揮できる役がこの「キャバレー」の歌姫サリーです。50年前に発表されたミュージカル「キャバレー」は、まるで今日の日本を舞台にしているかのような極めて現代的な作品です。私たちの今を描いているようなこの傑作を、松尾スズキという稀代の演出家のもと、長澤まさみという繊細かつスケールの大きいヒロインを得、そして石丸幹二(MC)、小池徹平(クリフ)ら素晴らしい競演者とともに、10年ぶりにリニューアル上演できる!成功の予感しかありません。
※動画は現在非公開です。
ミュージカル「キャバレー」
2017年1月
東京都 EX THEATER ROPPONGI
2017年1月
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 ホール
※2017年2月に大阪、宮城、愛知、福岡で上演予定
上演台本・演出:
台本:ジョー・マステロフ
作曲:ジョン・カンダー
作詞:フレッド・エブ
翻訳:
キャスト
サリー・ボウルズ:
MC:
クリフ:
シュルツ:
エルンスト:
コスト:
シュナイダー:
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