2016年度世田谷パブリックシアターのラインナップ発表

2016年4月1日から2017年3月31日までに世田谷パブリックシアターが主催する公演ラインナップが、本日3月15日に発表された。

4月29日から5月5日は、今年で20回目となる「フリーステージ2016」を上演。約60組の世田谷区民団体が参加し、世田谷パブリックシアターとシアタートラムを会場にステージを作り上げる。

6月15日から22日は、今回で4度目の上演となる「マクベス」。同劇場芸術監督の野村萬斎が構成・演出・主演を務め、マクベス夫人役で鈴木砂羽が初参加する。

白井晃×フィリップ・リドリーの顔合わせが楽しみなのは「レディエント・バーミン Radiant Vermin」。7月12日から31日までシアタートラムにて上演される。芸術監督企画として、毎回多彩なゲストが話題の「MANSAI◎解体新書」第26弾は、7月30日に開催予定。

また8月は「せたがやこどもプロジェクト2016」と題し、近藤良平が演出・出演する「兵士の物語」、小林顕作とROLLYがそれぞれ絵本を読み聞かせる「子どもとおとなのための◎読み聞かせ『お話の森』」、毎年恒例の日野皓正と世田谷区立中学生のジャズバンドによる「日野皓正 presents Jazz for Kids」が登場する。

10月は野村萬斎演出の戯曲リーディング、三軒茶屋の街を舞台に繰り広げられる世田谷アートタウン2016「三茶de大道芸」、フランスより来日するカンパニー デフラクトの「フラーク」の公演、芸人たちが多数登場する「爆笑寄席●てやん亭」、イキウメ・前川知大が脚本・演出を手がける新作公演と、幅広い演目が並んだ。

11～12月に上演されるKERA・MAP「キネマと恋人」は、“KERA・MAP版「カイロの紫のバラ」”というキャッチコピーも気になる注目作。また毎年1月に開催されていた「シアタートラム ネクスト・ジェネレーション」が、2016年度は12月に開催される。

2017年1・2月は、世田谷パブリックシアターにて海外招聘演劇公演2本を予定。また2月には倉持裕作・演出の新作が上演されるほか、世田谷パブリックシアターで4作目の上演となるピーピング・トム「ファーザー」が登場する。3月は2014年に上演された話題作「炎 アンサンディ」の再演と、地域のさまざまな参加者が語らう「地域の物語2017」が行われる。

そのほか世田谷区を中心とする地域の人々に向けたワークショップや、レクチャーを多数開催。各公演の詳細については続報を待とう。

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