Do As Infinity再結成フリーライブに1万人熱狂

2008年9月30日 22:12 1 音楽ナタリー編集部

本日9月30日、東京・代々木公園野外ステージにてDo As Infinityの復活フリーライブが開催された。

大渡はMCで「ライブでみんなに会えるのが楽しみです」とツアーへの期待を高める一方、「ツアーは屋根があるから、今日濡れちゃってイヤだった人も大丈夫です！（笑）」と笑わせた。

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2005年11月の日本武道館ライブを最後に解散したDo As Infinityは、今年夏の野外イベント「a-nation'08」にシークレットゲストとして登場し、再結成を宣言。本日のライブは事実上の再結成後初ライブとなった。

会場の代々木公園では、早朝から彼らとの再会を待ちわびるファンが長い列を作り、ライブ開演時刻には合計1万人が集結。朝からの雨が止み、夕方の涼しさが忍び寄る中オープニングアクトのmoumoonがステージに登場した。

ボーカルのYUKAは「Do As Infinity、復活おめでとうございます！こんなステキなお祭りのオープニングに出させてもらえて、とても光栄です」と挨拶。3曲を披露し、記念すべき復活ライブに花を添えた。

そして18時30分、いよいよDo Asのライブがスタート。バンドメンバーの後に伴都美子（Vo）、大渡亮（G）の2人が姿を現すと、公園は大歓声に包まれた。1曲目の「new world」からパワフルなボーカルと軽やかなギターが炸裂し、集まったファンは大熱狂。ラストの「僕らはまだ終わりにさせやしない」という歌詞が復活ライブの1曲目にふさわしく響き渡り、華々しい幕開けとなった。

2曲目の「遠くまで」では2人がステージを駆け回り、左右の奥のほうまで客を煽る。MCで伴は「こんなにたくさんの人が集まってくれて本当に嬉しいです！みんなのおかげでこのライブができたと感謝しています」と語り、大渡も「3年間Do Asの音楽ができなかったから、今日はすべての思いをぶつけて帰ります。最後まで楽しんでいってください！」と笑顔で話した。

中盤、「陽のあたる坂道」「深い森」「Yesterday & Today」といったナンバーでは、伴の伸びやかな歌声と大渡の優しいギターの音色が響く。少しずつ小雨が降り始めるが、観客はカッパを着るのも忘れたような様子で聴き入っていた。

本降りになってきた雨に、伴は思わず「んだよ、この雨は！（笑）」と苦笑ぎみに突っ込む。「みなさんの声援があってこの日を迎えられたんだと至極思います。話せば長くなるんだけど、これからずっとずっと頑張っていくのでひとつよろしくお願いします」と話し、大渡も「3年間覚えていてくれてありがとう。Do Asの店じまいはない！俺らにまかせろ！」と、今後もDo Asとして活動していくことを宣言。会場からは大きな拍手が沸いた。

ライブ終盤では「本日ハ晴天ナリ」「冒険者たち」「SUMMER DAYS」と、アッパーなチューンを立て続けに披露。雨を吹き飛ばす熱狂的な盛り上がりとなった。

2人がステージを去ってすぐ、熱烈なアンコールが起こる。再び姿を現した伴は「本当にみんなに支えられてるんだなと思いました。みんなの気持ちに応えられるように、これからも頑張ります」と笑顔で語りかける。大渡は「いろんな意見があると思うけど、やっぱりやりたいなと思って。何かとお騒がせしましたが、通常どおりやっていきます」と、再結成への誓いを新たにしていた。

アンコールでは「Week!」「あいのうた」を歌い、記念すべきライブのラストを盛り上げる。最後は2人で手をつないで観客に挨拶し、「これからもよろしくお願いします！」と力強く叫んだ。

11月には全国5公演のツアーも開催される。フリーライブに参加できなかったファンは、このツアーで彼らのひさびさのパフォーマンスを楽しんでみよう。