三島賞作家・古川日出男が強力ゲスト迎えCDデビュー

向井秀徳らとの共演でも知られる作家・古川日出男が、雑誌「エクス・ポ」内で連載していた対談連載「フルカワヒデオプラス」をバンド名に冠して、デビューアルバム「MUSIC: 無謀の季節」を2009年1月7日にリリースする。

このアルバムに収められるのは、三島由紀夫賞を受賞した2005年作品「LOVE」の続編として現在執筆されている小説「MUSIC」の音声・音響版。CD用に断章＆再編成しており、全編書き下ろされたテキストの朗読を楽しむことができる。

バンドメンバーはドラムをitoken（d.v.d）、ギターを植野隆司（テニスコーツ）、リズムマシーンを戸塚泰雄（雑誌「nu」編集長）が担当。録音やミックス、マスタリングはゆらゆら帝国のスタッフとしておなじみの中村宗一郎が手がけている。音楽でもあり文学でもある、小説の朗読という枠に留まらない壮絶なパフォーマンスを、この作品で体感してみよう。