BiS、狂乱の24時間イベント完走!新曲7000枚売れる

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BiSが9月20、21日に東京・DROP渋谷にて「愛DOLはみんなを疲弊させる!? 24時間耐久フリーライブ&特典会 Repetition」と題したイベントを開催した。

研究員からのコールに涙ぐむミチバヤシリオ。

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ナース服姿のBiS。

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ステージ中央でバトルを繰り広げるファーストサマーウイカとカミヤサキ。

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ローションを溶くテンテンコ。

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くす玉の中からミチバヤシリオの自撮り写真が大量に飛び出す。

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BiS

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研究員による「サライ」熱唱の様子。

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「1、2、SEX!」の掛け声でイベントを締める。

「1、2、SEX!」の掛け声でイベントを締める。

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これは9月18日にリリースされた新曲「Fly / Hi」の購入者特典会とライブをメインにした24時間耐久イベント。BiSは昨年7月にも「PPCC」のリリース時に24時間耐久インストアイベントを行っており、当時参加した研究員(ファン)たちからは“伝説のイベント”として現在も語り継がれている。この日はおよそ1年2カ月ぶりにその狂乱の宴が催されるということで、平日の昼にもかかわらず開始時間になると店内を埋め尽くすほどの研究員が集結した。

このイベントは1時間を1ラウンドとし、1ラウンド中にライブパート(もしくはトークコーナー、インタビューコーナー)と特典会パートを実施。9月20日の12:00よりスタートし翌日21日の12:00をもって終了するという、まさに24時間歌いっぱなし、研究員と触れ合いっぱなしの長時間イベントとなっている。

まずは各メンバーからイベントへの意気込みが語られる。「去年は研究員として来たんですけど今年はこちら側でがんばります。皆さん楽しんでいってください」(カミヤサキ)、「今日も一日がんばります!」(ミチバヤシリオ)、「今年も何が起こるかわからないんですけど、そのドキドキを含めての24時間イベントだと思うので皆さん楽しんでいきましょう」(ヒラノノゾミ)、「すでにもう眠たいんですけど、明日の昼までがんばります!」(テンテンコ)、「こんなにたくさんの殿方と一晩過ごすのは初めてなので夜はハッスルしましょう!」(ファーストサマーウイカ)、「渡辺さん(BiSマネージャー 渡辺淳之介)がうんこしてたせいで出るのが遅れちゃたんですけど、うんこに負けずにがんばります」(プー・ルイ)と、それぞれのメンバーから並々ならぬ意気込みが語られ、研究員たちと「1、2、SEX!」という掛け声とともにイベントは幕を開けた。

記念すべき最初のラウンドでは、まず新曲「Fly」から勢いよくライブをスタートさせる。研究員たちもメンバーの歌唱にあわせて合いの手を入れるほか激しいモッシュやダイブ、リフトによる“レスください”合戦を繰り広げ、1曲目から異常なまでにフロアは熱気に包まれた。そして続く2曲目も「Fly」を歌唱。同じ曲が連続でかかることはBiS現場ではよくあることで、勝手知ったる研究員たちは再び戦闘態勢に入りメンバーからのレスをもらうために1曲目以上のアピールを行った。そして3曲目の「Fly」を歌い終わったところでプー・ルイから「みんな、そんなに最初から飛ばして大丈夫?」と研究員を心配する声が掛けられるが、当の研究員たちはまだまだ余裕といった表情を見せる。

最初の特典会パートは普通の握手会とチェキ撮影会を実施。研究員たちは自分の推しとの2ショットチェキを撮影するために長蛇の列を作り、それぞれのメンバーとひと時の幸せな時間を過ごした。

2ラウンド目以降もライブパートでは新曲の「Fly」「Hi」を中心に、定番の「nerve」や「Give me your love 全部」などを歌唱。さらに定期的にメンバーは衣装を変えて登場し、ステージ衣装だけでなくナース姿やパジャマ、リクルートスーツなどで特典会を行った。その特典会も握手会やチェキ撮影会だけでなく、メンバーを抱きしめることができる「ハグ会」やホイップクリームを口に流し込んでもらえる「チュー会」といった研究員にはおなじみの名物特典会はもちろん実施。それに加えてメンバーがローションを触った状態で握手する「ローション握手会」、メンバーからひどい言葉で罵倒される「罵倒され会」といった特殊な特典会も行われた。

「ローション握手会」ではナース姿のテンテンコが華麗に洗面器に入ったローションを溶くという妙技が披露され、フロアはこの日一番の熱狂に包まれた。また「罵倒され会」では研究員を罵るミチバヤシの声がマイクでフロアに届けられ、「特徴がない」「ホントつまんない」「全部うざい」といったおよそアイドルがファンに投げかけるような言葉ではないものがフロアに響き渡り、苦しみもがく研究員たちで一時会場は騒然となった。

日付が変わって21日の深夜には、トークコーナーにてカミヤから100kmマラソンに挑戦することが伝えられた。カミヤは24時間以内に100㎞を完走することを目標に10月後半から11月頭くらいにマラソンを行う意思があることを告げると、プー・ルイもこれに協力することを約束。研究員たちは動揺を隠せないといった様子ではあったが「みんなで100㎞がんばるぞ! おー!」という掛け声で互いの絆の深さを確認しあった。

さらに9月27日に誕生日を迎えるカミヤのために実行委員が生誕祭を実施。バースデーケーキやアルバムなどがカミヤに贈られたほか、バンドじゃないもん!の恋汐りんごが登場してカミヤを研究員たちと一緒にお祝いした。カミヤは「私は元気だけが取り柄なので、100kmマラソンの発表でどんよりしちゃった研究員さんもいたかもしれませんが、明るく元気にいきましょう!」と前向きなコメントを語った。

いよいよイベントも終盤。ウイカが喉の調子を壊してマスクを着用するといったアクシデントも起きたが、どんどんハイテンションになっていく研究員に背中を押されるようにメンバーは力を振り絞ってライブを行い続ける。特に終了間際に披露した「nerve」では研究員との一体となったパフォーマンスを展開し、イベントをラストスパートへと加速させる。

そして最終ラウンドでは「Hi」からライブパートをスタートさせ、フロアを盛り上げたところで「レリビ」へと繋ぐ。研究員たちも残りの体力をすべて出し切るようにサークルを作って激しく走り回り、24時間耐久ライブを見事完走した。

特典会後に行われた閉会式では、まず会場に「サライ」が鳴り響く。メンバーと研究員が合唱する中、いつしか1人の研究員がマイクを持ちステージ中央で熱唱するという異例の事態となった。フロアを感動と達成感が包み込む中、メンバーはイベントの感想を語り出す。「初の24時間イベントということで途中の記憶がありません(笑)。覚えてないけどいい思い出になると思うので、これからも末永くよろしくお願いします」(ファーストサマーウイカ)、「2回目の24時間イベントだったんですけど、自分なりにペース配分を覚えてしまって24時間経った気がしてません。今年もこうやって皆さんと時間を共有できたことは忘れないと思います」(ヒラノノゾミ)、「初めての24時間イベントだったんですけど始まるまではどうなることかと怖かったんです。でも皆さんが元気過ぎたから乗り越えることができました」(テンテンコ)、「生誕祭をやっていただいたことがすごくうれしかったです。24時間は生誕祭とか素敵な思い出がたくさんあって完走することができました」(カミヤサキ)、「最初から声がカスカスだったんですけど、みんなが壊れていく様が見てて楽しかったです。いろんな人がいるんだなって今年もよくわかりました。怖いですね、人間って。今年もありがとうございました」(プー・ルイ)と5人が感想を語ると、東京ではこれが最後のイベントとなるミチバヤシから研究員に向けた挨拶が語られる。ミチバヤシは「はい、楽しかったです。すごい疲れたんですけど東京でBiSとして行うイベントはこれが最後なんですけど、こんなに長い時間を研究員さんと一緒に過ごすことができて本当によかったなって思います。本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを語った。

ここでマネージャーの渡辺から最後の締めの言葉が語られる。渡辺は「本当にありがとうございました。去年と比べてもものすごい数のお客さんに来てもらえました。今回2回目ってことで泣いてる人が全然いないのでちょっと寂しかったんですけど、それってなんだろうって考えたら去年より楽しかったんだろうなって。みんながこのイベントを楽しかったって語ってくれると思うと、それが楽しみ」と思いを打ち明け、最後は全員で『1、2、SEX!』と叫び、実質25時間を超えてしまった狂乱のイベントは幕を閉じた。

イベント終了後は研究員からメンバー各自へ花束が贈呈され、ミチバヤシとテンテンコが涙を見せる。最後は研究員から「ミッチェルに捧げる、スターダスト!」というコールが起こり、皆に祝福されながらミチバヤシは会場をあとにした。

なおこの24時間イベント中、特典会に参加するために必要な「Fly / Hi」のCDが会場でおよそ7000枚も購入された。

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めらね @meranenarem

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