乃木坂46、初公演前日に全員緊張「今回は本当にガチ」

2012年8月31日 20:28 107 2 音楽ナタリー編集部

107

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

30 22
7 シェア

記事へのコメント（2件）

9月1日から9日にかけて東京・渋谷PARCO劇場で実施される乃木坂46初の劇場公演「16人のプリンシパル」の公開リハーサルが、本日8月31日に行われた。

公開リハーサル前に行われたフォトセッションより。

大きなサイズで見る（全39件）

公開リハーサルの様子。

大きなサイズで見る（全39件）

この公演は2部構成になっており、第1幕に全メンバーが楽曲披露や自己紹介、ダンス審査を行ったのち、休憩時間に観客の投票により第2幕に出演することができる16人のメンバーおよびセンターポジションを決定するというもの。今回は全33名中31名のメンバーが参加し、第2幕への出演権を競う。

公開リハーサル実施前にはメンバー31名出席による囲み取材およびフォトセッションが実施された。メンバー全員が緊張した表情を見せる中、キャプテンの桜井玲香は本公演について「ライブではなくてミュージカルを中心としたもの。『16人のプリンシパル』というミュージカルのオーディションを受けにきた女の子を演じるストーリー」と説明。第2幕の出演者が投票で決まるシビアな内容については「私たちには総選挙というものがないので、AKB48さんでいう総選挙に代わるものになるのではないか」と話し、続けて「（劇場公演は）ずっと夢見てたことだったので、私たちも連日公演をすることができるんだとやっと認めてもらえたんだなって、メンバーみんなうれしく思っていて、前向きにがんばってる」と語った。

記者が「第2幕に出演する権利を争うという意味では、メンバー同士がライバルなのでは？」と質問すると、生駒里奈が緊張のせいか感極まってステージから捌けるハプニングが発生。すると生駒に代わり白石麻衣が「こういうことは初めてですが、今回は本当にガチです。私は仲間だけど思ってるけど、今回の舞台上ではやっぱりライバルなんじゃないかな」と答えた。また高山一実は「第2幕は一言では言い表せない複雑な気持ちでした」、橋本奈々未は「第1幕で自分をアピールしていくんですが、選ばれたとしても選ばれなかったとしてもその差は小さいものだと私たちは感じていて。これから9日間を通じてみんな一緒に成長していけたら」とコメント。川村真洋は「私は今アンダーメンバーなんですが、やっぱりファンの人が投票する16人の中には入りたい」と力強く宣言し、樋口日奈は「この舞台では1人ひとりに与えられる時間があるのでチャンスは平等。1つひとつ丁寧にがんばっていこうと思います」と心境を明かした。

会見後に行われた公開リハーサルは、自己紹介や衣装チェンジといったパートを省略して実施。乃木坂46のメンバーは第1幕のオーディションパートで、「乃木坂の詩」「心の薬」などといった楽曲を31人で合唱していった。また公開リハーサルでは投票パートも省かれ、スタッフがあらかじめ決めた16名が第2幕に出演。本来は観客の投票によって1位から16位までが決定し、順位によって配役やセリフ、振り付けやポジションが異なる。そのためメンバー全員が16人分の振り付けやセリフを覚えなければならず、第2幕に出演する16名はその場で振り付けなどを確認し始めた。そして確認が終わるといよいよ第2幕がスタート。ここではミュージカル調にストーリーが展開し、合間に「せっかちなかたつむり」「走れ！Bicycle」などをパフォーマンスした。アンコールでは全員で2曲を歌唱し、公開リハーサルは終了。その後も明日の初日に向けて、メンバーは熱心に練習を続けた。

なお「16人のプリンシパル」は9月1日、3～7日、9日の計7日間にわたって全9公演が実施される。