この曲は、現在配信中のSEGAのiPhone、iPod touch、iPad向けゲームアプリ「百鬼大戦絵巻」のコラボレーション曲として書き下ろされたもので、収録ライブには琵琶奏者の田原順子も参加し、ロカビリーサウンドと伝統音楽の生コラボレーションが実現した。「百鬼大戦絵巻」のキャラクター「怒髪鬼」のフィギュアが鎮座するステージに立った怒髪天の4人と田原は、入念なリハーサルを経て、1テイク目から汗をしたたらせながら完璧なパフォーマンスを展開する。その一方で観客はカメラが取り囲む状況の中で、どう乗っていいのか戸惑っている様子。増子が「この曲乗りづらいし、こっちも煽りづらいんですけどね」と笑いながらエクスキューズして、ファンの緊張をほぐす姿が見られた。そんな一幕を経て、2テイク目からは徐々に観客も思い思いの形でライブを楽しみ始め、ステージもフロアも熱気を帯びたものに変わっていく。
そしてスタッフの「OKでーす!」の声がかかるたびに、増子はメンバーを巻き込み過去のPV撮影秘話を告白。丹下紘希が監督した「ド真ん中節」でのハードな撮影現場を振り返りながら、ファンとコミュニケーションを図るサービス精神も忘れない。また増子が「演奏中にこの距離で人が盛り上がってることってないでしょ?」と田原に水を向けると、彼女は勢いよく「楽しいっすよ! こんな楽しい思いができるなんて」と破顔した。
「ライブで通してやるより、1曲だけ毎回思いっきりやるほうが普通のライブをするよりも疲れるね」と撮影終盤でこぼしていた怒髪天のメンバーたちだが、ひとたび「スタート」の声がかかると手抜きなしのプレイを披露。オンエアされるビデオクリップでは実際の音源は使用されないのだが、全力のプレイでオーディエンスを魅せる。その後も撮影は順調に進み、いよいよラストテイクへ。「もうちょっと観たいからって、手を抜いたらゲンコツだからな!」という増子の叱咤を受けてか、観客もこれまで以上に気合十分。スタッフの「OK!」という声が響くと、大歓声と割れんばかりの拍手が起こり、ステージ上の怒髪天メンバーは安堵の表情を浮かべた。
なおメンバーと観客の熱気が記録されたビデオクリップは、後日スペースシャワーTVにてオンエア。同局で放送されるセガのゲームアプリ「百鬼大戦絵巻」とのコラボ番組「闇夜の百鬼大戦絵巻」とともにお観逃しなく。
闇夜の百鬼大戦絵巻
スペースシャワーTV 2012年5月10日(木)24:26~24:29
スペースシャワーTV 2012年5月17日(木)24:26~24:29
スペースシャワーTV 2012年5月24日(木)24:26~24:29
スペースシャワーTV 2012年5月31日(木)24:26~24:29
※リピート放送あり。
<出演者>
増子直純(怒髪天)/ 冠徹弥(
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- 闇夜の百鬼大戦絵巻
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音楽ナタリー @natalie_mu
怒髪天×琵琶、新曲ビデオクリップ収録ライブで絶妙和コラボ http://t.co/0pYV6w36