これは本日18日まで開催中のファッションイベント「Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO 2016 S/S」のフィナーレを飾った企画。和太鼓のパフォーマンスから始まったファッションショーでYOSHIKIはクリスタルピアノの前に座り、自身がデザインに携わった着物を着たモデルがランウェイを歩く中でベートーヴェン「月光」、チャイコフスキー「白鳥の湖」をストリングス隊とともに演奏した。さらにYOSHIKIはX JAPAN「ART OF LIFE」と、自身作曲の「I'll Be Your Love」もプレイ。艶やかな着物の数々が優雅な生演奏の中で披露された。
YOSHIKIは呉服屋の長男であることから、幼少期より着物に対する思い入れが強かったことを話しつつ、「YOSHIKIMONO」について「着物とロックの融合を目指してデザインを考えた」とコメント。また自身がファッションショーの中で演奏するというシチュエーションに関しては「当初はBGMを“和”の要素に寄せたものを流そうと思っていた」と述べたあと、着物のショーであることから和太鼓の演舞を冒頭に取り入れ、さらにクラシック曲も合うはずだという考えに至り、自身でピアノを演奏することにしたという。
またデザイナーとしてファッション業界と関わりを持ったことについては「実験的な要素が強いので、ファッション業界から賛否両論出ると思う」と語ってから、「音楽とファッションは切っても切れないものだと思うので、今後さらに刺激を与え合っていきたい」と思いを述べた。
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