「ダンガンロンパ2」テーマ曲はトラトリ、山田菜々「関西弁が……」

12月3～13日に東京・Zeppブルーシアター六本木にて上演される舞台「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ～さよなら絶望学園～」の制作発表が本日7月29日に東京都内で行われ、主演の横浜流星や舞台初出演となる山田菜々（ex. NMB48）をはじめとするキャストや、テーマソングを担当することが決定したTRUSTRICKの神田沙也加（Vo）とBilly（G）が登壇した。

「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ～さよなら絶望学園～」は、スパイク・チュンソフトの推理アクションゲーム「ダンガンロンパ」を舞台化したもので、昨年秋に上演された「ダンガンロンパ THE STAGE ～希望の学園と絶望の高校生～」に続く第2弾。今作では超一流の才能を持つ「私立希望ヶ峰学園」の生徒たち16人が、修学旅行で訪れた南の島「ジャバウォック島」に閉じ込められ、犯人探しの学級裁判を強いられるという謎めいたストーリーが展開される。

本日の制作発表には横浜と山田をはじめ、生徒の左右田和一を演じるいしだ壱成、今年3月に活動を休止したBerryz工房の須藤茉麻、お笑いコンビ・野性爆弾の川島邦裕らキャスト16人と演出を手がける松崎史也が登壇。さらにテーマソング制作決定の知らせとともにTRUSTRICKの2人も合流した。また物語の舞台である希望ヶ峰学園の学園長・モノクマの声を務める大山のぶ代からの声のメッセージも届けられ、なじみのある大山の声にキャストたちも喜びの表情を見せた。

今年の4月にNMB48を卒業したばかりの山田は、「本格的に演技をするのは初めてなので緊張しているんですけど、私はお芝居を観るのが好きで、お芝居の楽しさや感動をたくさんの人に伝えられる舞台にしたいと思います」と緊張の面持ちでコメントした。普段関西弁を話す大阪出身の山田が、標準語でどのような演技をするのかもファンにとっては気になるところ。会見終了後に話を聞くと、「そうなんですよ！ めちゃくちゃ関西弁やから、そこがね……。でも1人で台本を読んでいても、合ってるかどうかわからないんですよ（笑）。早く出演者の誰かと仲良くなって教えてもらいたいです」とやはり不安を抱えている様子だった。同じくアイドルとしての活動を経て舞台に挑む須藤は「出演を発表したときに、たくさんの方からうれしい言葉をいただきました。自分の中では新境地の役となりますけど、キャストの皆さんと化学反応を起こしながら楽しい舞台を作り上げていきたいと思います」と意気込んだ。

2作続いてテーマソングを担当することになったTRUSTRICKの神田は、前作にかかわる前からゲームに熱中していたという生粋の「ダンガンロンパ」ファン。今回の舞台のための書き下ろしテーマソングについて話を聞くと、「今回は舞台が南の島に変わりますから、スケールをより大きくして、かつ『ダンガンロンパ』ファンの方が好きな世界を死守しながら作っていきます」と、ファン目線で熱意を伝えた。神田のすすめですっかり「ダンガンロンパ」にハマっているというBillyも「前作は閉鎖的な空間でストーリーが進行する内容でしたが、今回は南の島ということで、雰囲気も変えて制作に臨みたいと思っています。前回も作品愛を封じ込めたつもりですけど、今回はそれ以上にがんばります」と熱弁した。

なおTRUSTRICKはすでに楽曲制作を進めているとのことで、会見後に話を聞くと神田は「前作のテーマソング『World's End Curtain Call -theme of DANGANRONPA THE STAGE-』ではフレーズごとに声色を変えて歌い分けをするような遊び心も入れましたけど、ゲームをプレイしたことがある人なら思わず2度見しちゃうような歌詞を入れています。ゲームしたことない人には……『沙也加ちゃんどうしちゃったんだろう。ちょっと疲れちゃったのかな』と思われちゃうかも（笑）」、Billyは「エッジがあるスリリングな展開は踏襲しつつ、遊びを盛り込んでいます」と気になる内容を少し明かしてくれた。

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