BudLaB、9人編成ラストは情熱ライブ「1回ごとが勝負」

BudLaBが4月19日に福岡・天神ベストホールにてスペシャル公演を開催した。

BudLaBはLinQが所属するジョブ・ネットのタレント候補生として結成された9人組ユニットで、毎月同会場にて定期公演を実施。結成当初はLinQの楽曲をカバーしていたが最近ではオリジナルナンバーも増えており、前日のLinQ4周年記念ライブではオープニングアクトを務めてフロアを大いに盛り上げた。

そんな彼女たちがスペシャル公演と銘打ったライブを行うということで、県外からも大勢のファンが会場に集結。ライブは彼女たちのオリジナルナンバー「Rakuen」から勢いよくスタートし、LinQの「なう。」や「カロリーなんて」といった人気曲も飛び出して序盤からフロアを熱気で満たしていく。

そしてライブ中盤はユニットコーナーに突入し、まずは海月らな、高柳あやめ、瀬戸楓によって少女時代のカバー「I Got a Boy」が届けられる。3人によるキレのあるダンスが披露されたあとは、打って変わって神崎美晴、岩本琴音、小嶋ひよりがキュートさを全面に押し出した衣装で三人祭りのカバー「チュッ！夏パ～ティ」を歌唱した。さらにAAAのカバーで「drama」に挑戦した瀬戸、宮崎乃愛は伸びやかな歌声をフロアに響かせオーディエンスを魅了した。

ライブの最後には新曲「マハラジャ ジャンケン ポン」が初披露され、メンバーはアップテンポなナンバーに苦戦しながらも同曲を笑顔で歌いきった。アンコール明けにも新曲「go for it」をお披露目したメンバーは、楽曲が増えていく喜びを噛みしめながら感謝の気持ちを述べる。ここで前日にLinQへの加入が決まった岩本琴音、小日向舞菜から改めて意気込みが語られ、2人はファンからの温かい拍手に包まれた。またこの日の公演をもって活動を辞退する森本あんりより最後の挨拶が行われる。森本は「ステージに立ち始めて半年、アイドルとしての生活をしてきていろんなことを学んできました。皆さんに支えられて人として成長してこれたなと思います。次に進む道でもここで勉強したことを生かしてがんばっていきたいです。皆さん、これからもBudLaBの応援よろしくお願いします！」と涙ながらに感謝の言葉を述べた。

さらに瀬戸はBudLaBが今年の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2015」に出演することが決定したことと、オリジナル楽曲をCD化することをファンに報告した。拍手に包まれる中、瀬戸は「1回ごとの公演が私たちには勝負なんです。明日からまた努力していきますので応援よろしくお願いします！」と最後の挨拶を行い、ラストナンバー「情熱シャングリラ」でタオルを振り回して、この日の熱気あふれる公演を締めくくった。