下北沢CLUB Que、ビル工事のため5月11日から約2カ月の休業へ

東京・下北沢にあるライブハウス・下北沢CLUB Queが5月11日から休業する。

休店理由は下北沢CLUB Queが入店しているビッグベンビルが東日本大震災以降に変更された法律に一部適合せず、耐震および遵法工事をやむなくされたため。施工期間は5月11日から6月30日まで、リニューアル後の営業開始日は7月を予定しており、詳細は改めてアナウンスされる。なお休業前最後の営業日となる5月10日には、開業以来最多出演しているnoodlesがワンマンライブを行う。

店内の工事内容は受付周りとトイレの完全リニューアル、階段の補修や修繕などで、ホール内やステージ環境は変わらないとのこと。工事期間中はビッグベンビルに入店している店舗は全店休業する予定となっている。二位徳裕店長は一時休店について「空白の時間を余儀なくされますが、その前にみなさんの力、声、音楽たくさん聴かせてください。そうしてさらに素晴らしいロックの発信源として、パワーアップして再開します！」とコメントしている。

二位徳裕店長 コメント

耐震工事の推進は国の方針で安全のために必要なこととはいえ、その政策や法律がすべて理に適っていて納得できるというものではないですがそんな中で、ビルオーナーや建設会社の方々とは、今までの音楽文化やCLUB Queの価値観存在感を理解していただきライブハウスとして機能性を失わない方法で、手間暇をかけながらこの難儀な工事をしてもらえることになりました。

2か月近く営業できないことは、経営としてもハートにもかなりの打撃、特に従業員の雇用に関しては悩み尽きないところですが壊さずに修理をするということは、この先もこのビッグベンビルが存続していけるという意味付けの工事でもあります。
空白の時間を余儀なくされますが、その前にみなさんの力、声、音楽たくさん聴かせてください。
そうしてさらに素晴らしいロックの発信源として、パワーアップして再開します！
どうぞ今後とも応援、お力添え、ご指導ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

CLUB Que　二位徳裕