BUCK-TICK 15年連続の年末武道館ライブ終幕

2014年12月30日 12:51 601 24 音楽ナタリー編集部

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6月にアルバム「或いはアナーキー」をリリースし、ホールツアー「BUCK-TICK TOUR 2014 或いはアナーキー」とスタンディングツアー「TOUR 2014 metaform nights ～或いはアナーキー～」で約7カ月にわたって全国をまわってきたBUCK-TICK。彼らがその集大成となるライブ「或いはアナーキー -N P P N B D K N-」を昨日12月29日に東京・日本武道館で実施した。BUCK-TICKが12月29日に日本武道館でライブを行うのは今年で15年連続となる。

「或いはアナーキー –N P P N B D K N-」の様子。（撮影：森久）

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「或いはアナーキー –N P P N B D K N-」の様子。（撮影：森久）［拡大］

この日のライブは、アルバム「或いはアナーキー」の1曲目を飾る「DADA DISCO -G J T H B K H T D-」からスタート。「Devil'N Angel」からリズムが同期して「ICONOCLASM」につながると、会場はどんどんヒートアップしていく。「ボードレールで眠れない」「PHANTOM VOLTAIRE」「サタン」「masQue」と続くブロックでは、楽曲の世界観をより深く彩る映像の美しさが印象的。1つの絵画が完成するかのように、演奏するメンバーと映像が一体化する。

「或いはアナーキー –N P P N B D K N-」の様子。（撮影：森久）［拡大］

終盤、「今年、たくさんどうもありがとう。みなさんにとっていい年でありますように」という櫻井敦司（Vo）のMCのあとで披露されたのは、2月1日にメモリアルボックスの発売が決定している「惡の華」。そしてラストには壮大なミディアムナンバー「HEAVEN」が演奏された。さらに、鳴り止まない拍手と歓声に応えるように、彼らは本編のほか2度のアンコールで計8曲を演奏。ダブルアンコールでは「...IN HEAVEN...」から「MOON LIGHT」につながる、1992年発表のセルフカバーアルバム「殺シノ調ベ This is NOT Greatest Hits」のバージョンをひさびさに披露して会場を沸かせた。

「或いはアナーキー –N P P N B D K N-」の様子。（撮影：森久）［拡大］

なおBUCK-TICKは2月25日に、ホールツアー「TOUR2014 或いはアナーキー」のファイナルとして9月26日に行われた東京・NHKホール公演を映像化した作品「TOUR2014 或いはアナーキー -FINAL-」をBlu-rayとDVDでリリース。徳間ジャパンコミュニケーションズのYouTube公式チャンネルではそのティザー映像が公開されている。

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BUCK-TICK「或いはアナーキー -N P P N B D K N-」2014年12月29日（月）東京都日本武道館セットリスト

01. DADA DISCO - G J T H B K H T D -
02. Devil'N Angel
03. ICONOCLASM
04. ボードレールで眠れない
05. PHANTOM VOLTAIRE
06. サタン
07. masQue
08. 世界は闇で満ちている
09. ONCE UPON A TIME
10. 宇宙サーカス
11. 独壇場Beauty -R.I.P.-
12. SURVIVAL DANCE
13. ROMANCE
14. 絶界
15. 惡の華
16. HEAVEN

＜アンコール＞
17. メランコリア -ELECTRIA-
18. NOT FOUND
19. 形而上流星
20. 無題

＜ダブルアンコール＞
21. ノクターン -RAIN SONG-
22. CLIMAX TOGETHER
23. ...IN HEAVEN...
24. MOON LIGHT