地元千葉から全国へ、BUMP OF CHICKENツアー出発

BUMP OF CHICKENが昨日4月6日に千葉・幕張メッセ国際展示場9～11ホールにて全国ツアー「BUMP OF CHICKEN TOUR "WILLPOLIS 2014"」の2公演目を行った。

最新アルバム「RAY」を携え、全国各地を回るライブツアーを地元である千葉からスタートさせたBUMP OF CHICKEN。彼らはこの日「RAY」の楽曲はもちろん懐かしのナンバーも披露してオーディエンスを沸き立たせた。場内では観客の手首にはめられたザイロバンドや客席に投げ込まれたチームラボボールがカラフルに光り、楽曲に彩りを添えた。

公演中は、肺気胸の手術を受けた藤原基央（Vo, G）の快復を祝うようにたびたび「おかえりー！」というファンの声が飛び交う。藤原はその声を笑顔で受け止めながら「ただいま、ありがとう」と返事をした。ライブ終盤で直井由文（B）は「いつもいつも素敵な笑顔をありがとう！」、増川弘明（G）は「絶対忘れない記憶の1ページができました」、升秀夫（Dr）は肉声で「楽しい2日間でした！ 全国回ってきます、ありがとう！」と伝えた。

さらに直井は、幕張は彼らのレギュラーラジオ番組「PONTSUKA!!」を放送しているbayfmがある場所だということに触れ、観客全員に「PONTSUKA!!」と声を合わせるよう呼びかける。約2万3000人が叫ぶ「PONTSUKA!!」が会場に響きわたると、メンバーは「こんな『PONTSUKA!!』（のジングル）聞いたことない！」とうれしそうな顔を見せた。加えて藤原が「千葉じゃないところから来た人？」と尋ね、手を挙げた人に「千葉へようこそ」と歓迎の言葉をかけるなど地元ならではのやり取りも見られた。

バンドは今後ツアーファイナルの東京・東京ドームまで計18公演を実施。6月28日には台湾・Legacy Taipeiでのライブも控えている。なお藤原の肺気胸により延期になった東京・新木場STUDIO COASTでの単独公演は7月15日に行われる。