さくら学院、12人の“絆”が見えた卒業式

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さくら学院が昨日3月30日に東京・渋谷公会堂で卒業式イベント「The Road to Graduation Final ~さくら学院 2013年度 卒業~」を開催した。

2013年度卒業式さくら学院「The Road to Graduation Final ~さくら学院 2013年度 卒業~」の様子。

2013年度卒業式さくら学院「The Road to Graduation Final ~さくら学院 2013年度 卒業~」の様子。

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生徒会長の堀内まり菜が卒業生を代表して答辞を読み上げた。

生徒会長の堀内まり菜が卒業生を代表して答辞を読み上げた。

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菊地最愛と水野由結が在校生を代表して送辞を読み上げた。

菊地最愛と水野由結が在校生を代表して送辞を読み上げた。

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中学校を卒業すると同時にグループからも卒業となるさくら学院。今年度はさくら学院開校時から在籍する堀内まり菜、飯田來麗、杉崎寧々、佐藤日向の4人が4年間におよぶさくら学院の全過程を終了し、満を持して卒業の日を迎えた。

卒業式の前に行われたライブは「School days」の合唱で幕を開け、生徒たちは序盤から4曲を笑顔で披露する。そしてさくら学院の卒業ライブで例年行われている部活動ユニットのステージでは、テニス部 Pastel Wind、科学部科学究明機構ロヂカ?、クッキング部ミニパティが新曲やメドレーを歌い上げ1年間の成長を父兄(ファン)に見せつけた。さらにライブ後半では“中3バンド”こと中等部3年の4人による「FRIENDS~Unplugged 2013~」がアコースティックスタイルで届けられ、父兄は涙を浮かべながら堀内と杉崎の歌声、飯田と佐藤のギターに耳を傾けた。

ライブパートが終わり卒業証書授与式が始まると、ステージに倉本美津留校長と担任の森ハヤシ先生が登壇。まずは倉本校長より飯田、佐藤、杉崎、堀内の順に卒業証書が授与される。続いて在校生代表の菊地最愛、水野由結の2人から卒業生への送辞が贈られた。その中で2人は「日向ちゃんは本番前に声をかけて緊張をほぐしてくれました。いつも温かい心で包んでくれてありがとう」「泣き虫寧々ちゃん、涙が出るのは優しい証拠。トークで盛り上げようとしてる優しさ、みんなに伝わってます。夢の茨城一の看護師さん目指してね」「らうちゃん(飯田)、怖いと思われてもいいと一切の妥協もせず、厳しく引っ張ってくれたパフォーマンス委員長。その姿はカッコよく、厳しい中にもいつも大きな愛を感じていました」「“絆”は小等部の頃からまり菜ちゃんがよく口にしていましたね。絆は本来目には見えないけど、もう私たちにはしっかりと見えているよね」と涙をこらえながら卒業生4人に思いを伝えた。

続いては生徒会長の堀内から卒業生代表の答辞が読まれる。堀内はまず「私たちがさくら学院に入学してから4年が経ち、本当に温かい先生方やいつも成長を見守ってくださった父兄の皆さんに支えられて、変えることのできない絆を築くことができました」とコメント。さらに今年度活動をともにした生徒たちに対しては「今まで人に心を開くのが得意でなかった私が生徒会長としてこの1年がんばってこれたのは由結、最愛、(田口)華、(磯野)莉音、(野津)友那乃、(大賀)咲希、しらさき(白井沙樹)、(山出)愛子。そして寧々、らう、日向が支えてくれたからです。“1人じゃできない”という言葉がこの1年、私の背中を大きく押してくれました」と生徒1人ひとりの目を見つめながら語る。

堀内は最後に「特に今年度一緒に過ごした在校生のみんなには絆をこれからも受け継いでいってほしいです。さくら学院に入った年や一緒にいる時間が違っても、お互いがお互いを大事にしあう気持ちがあれば絶対に大丈夫です。これからのさくら学院に私たちはずっとパワーを送ります。ここまで一緒にやってこれたみんなだから絶対に素敵なさくら学院を作ってくれると信じています」と在校生にエールを送った。

式のあとに行われたアンコールでは「旅立ちの日に ~J-MIX 2012~」と「夢に向かって」を12人で披露。パフォーマンス後、卒業生から挨拶が行われ「皆さんに出会えて、こうやってステージに立てて、らうは4年間本当に幸せでした」(飯田)、「一緒に成長してくれた12人のメンバー、悩んでるときには必ず助け舟を出してくれた職員室の先生方、どんなに変なことをしてもケガするってわかってても受け入れてくれる森先生。さくら学院のために素敵なステージを作ってくれるスタッフの皆さん。そしていつもどんなときでも温かく見守ってくださる父兄の皆さん。4年間さくら学院にいられてすごく楽しかったし、いい思い出になりました。皆さん4年間本当にありがとうございました」(佐藤)と女優志望の2人は笑顔で感謝の気持ちを伝えた。

またこの日をもって芸能活動を終了する杉崎は「空がどこまでもつながっているように私たちと父兄さんの心もつながっているから、空を見て『平和が一番! 笑顔が一番!』って言って寧々のこと思い出してくれたらうれしいです」と語り、彼女にとって最後となる「平和が」「一番!」「笑顔が」「一番!」というコール&レスポンスを、父兄とともに涙を浮かべながらも笑顔で行った。

最後は堀内が「皆さんと私たち12人で『夢に向かって』を歌うことができたので、皆さんと次に会うときは絶対に夢を叶えて恩返しができると思います。これからもどんどん成長して立派になっていけるようにがんばることを誓います! 今まで本当にありがとうございました!」と挨拶して感動のステージを終了させた。

なおさくら学院の新年度最初のイベントとして例年行われている転入式の日程は後日発表予定。

さくら学院 2013年度卒業式「The Road to Graduation Final ~さくら学院 2013年度 卒業~」
2014年3月30日 渋谷公会堂 セットリスト

01. School days
02. 目指せ! スーパーレディー -2013年度-
03. 負けるな!青春ヒザコゾウ
04. ベリシュビッッ
05. スコアボードにloveがある / テニス部 Pastel Wind(杉崎寧々・田口華・野津友那乃・大賀咲希)
06. 予想以上のスマッシュ / テニス部 Pastel Wind(杉崎寧々・田口華・野津友那乃・大賀咲希)
07. 科学部 科学究明機構ロヂカ?Special Medley / 科学部 科学究明機構ロヂカ?(堀内まり菜・佐藤日向・磯野莉音)
08. あちゃ!ちゃ!カリー / クッキング部 ミニパティ(菊地最愛・田口華・水野由結)
09. しゃなりはんなりどら焼き姫 / クッキング部 ミニパティ(菊地最愛・田口華・水野由結)
10. FRIENDS ~Unplugged 2013~ / 中等部3年 from さくら学院(堀内まり菜・飯田來麗・杉崎寧々・佐藤日向)
11. 未完成シルエット
12. I・J・I
13. スリープワンダー
14. My Graduation Toss
15. Jump Up ~ちいさな勇気~
16. message
<アンコール>
17. 旅立ちの日に ~J-MIX 2012~
18. 夢に向かって ※記事初出時、一部アーティスト名の表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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