さかいゆう「時季（とき）は巡る」東京駅舞台のアニメ曲に

さかいゆうの楽曲「時季（とき）は巡る」が東京駅を舞台にした短編アニメーションのテーマソングに採用された。

アニメは東京駅が開業100年目を迎えることを記念して制作されたもので、さかいの曲名にちなみ「時季（とき）は巡る～TOKYO STATION～」と名付けられた。「時間を超えた家族愛」をテーマに、東京駅の駅員として働いていた亡き父と、その娘の関係を描いたストーリーが展開される。

テーマソングとなった「時季（とき）は巡る」はさかいの3rdアルバム「Coming Up Roses」に収録されている楽曲で、別れをテーマにしたドラマチックなナンバー。さかいは今回の採用について「自分の楽曲からこのような作品が生まれたことは非常にうれしく思います」と述べ、さらに「僕、さかいゆうは、東京から公共機関で最も時間を有する地域の一つ、高知県土佐清水出身です。初めて降りた東京駅はあまりに巨大で、行き交う人の視線が僕を勝手に寂しくさせました。時を経て、人の優しさにふれ、東京、東京駅が、大好きな街、駅になりました。東京駅の前を通るたびに、あの頃の自分はいったいなんであんな孤独だったんだ？なんて思いますが、この大勢の中にきっと僕みたいな孤独な田舎者がいると思ったら、その人に歩み寄って、『大丈夫だから、じき好きな街になる』って言ってあげたいです」と自身の東京駅への思いを語っている。

YouTubeでは現在「時季（とき）は巡る～TOKYO STATION～」のティザー映像を公開中。さかいの楽曲が、アニメをどのように彩っているのかチェックしてみよう。なおフルバージョンは5月公開予定。

■アニメ「時季（とき）は巡る～TOKYO STATION～」予告30秒