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綾瀬はるかは妄想好き?知られざる素顔を斎藤工が明かす「高台家の人々」現場レポ

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「高台家の人々」

「高台家の人々」

綾瀬はるか斎藤工の共演作「高台家の人々」の撮影に映画ナタリーが密着した。

森本梢子の同名コミックを実写化した「高台家の人々」は、妄想癖のあるOL・平野木絵とテレパシー能力を持つイケメンエリート・高台光正の恋を描くラブコメディ。木絵役を綾瀬が、光正役を斎藤が務め、そのほか高台家の長女・茂子役を水原希子、次男の和正役を間宮祥太朗が演じる。

この日は光正、茂子、和正、木絵、そして夏帆扮する獣医・純が高台家のリビングに集結。ネコのヨシマサの様子を見にきた純が、ある出来事をきっかけに部屋から飛び出すシーンが撮影された。リビングと図書室が再現され、天井まで届く高さの本棚や光正の祖父母の肖像画、家族写真などが並ぶセットの中で、カメラの位置を少しずつ変えながらテイクが重ねられていく。

さらに木絵が妄想を繰り広げるさまや、光正と茂子、和正の3人が心の声のみで会話し、それに木絵が反応してしまうシーンなども撮影された。木絵が妄想をする場面では、表情を大きく動かすことはないものの見開いた目を次第に輝かせていく綾瀬。また高台家の三兄弟は、その日に音声を録ったばかりだという心の声に合わせて息ぴったりの演技を見せた。

綾瀬は斎藤に日々さまざまなあだ名を付けているといい、この日は“タックミン”と呼ぶなど終始和気あいあいとした様子の2人。自身が演じた役の印象を、綾瀬は「木絵ちゃんは素朴で人見知りだけど、すごくユニークなところもある。かわいい人ですね」と、斎藤は「スマートなキャラクターではあるけど、完璧じゃない部分も出たらいいなと思います」とそれぞれ語った。

続いて、綾瀬に「普段は妄想をするか?」と尋ねると、斎藤が「すごくしますよね」と綾瀬の代わりに答え、その内容については「予想でしかないけど、すっごく卑猥な……。嘘です(笑)」と言及する。それを受けて綾瀬は「卑猥なのもそうだし、いろんなことを妄想します」とにっこり。一方の斎藤は「木絵さんみたいに非現実的なものというよりは、リアリティのある妄想が多いですね。嫌いな人を悲惨な姿にしたり……」と冗談交じりに話し、綾瀬に「恐ろしいやっちゃなー」と言われていた。

木絵の妄想シーンにおいて、お笑いコンビ・ドランクドラゴン塚地武雅が個性豊かな役柄を演じ分けた本作。綾瀬は「木絵が妄想をやめなきゃなあと思うシーンで『これでお別れでゲスね』って言われたときに、いなくなっちゃうんだと思って泣きそうになりました」と塚地との共演を振り返った。斎藤は「塚地さんは想像以上に変容していて、声を聞かないと彼だとわからないというキャラクターもけっこういるんですよ」と塚地の変貌ぶりに驚きの声を上げる。

またテレパシー能力を使って頭の中で会話する場面に関しては、斎藤が「高台家の人間は、人の心の声が聞こえていないかのように(自らの)心を閉ざす術を持っているんだろうなと思って、無表情でいるようにしています。まだ慣れないですね」と繊細な演技への苦労を明かす。そんな様子を楽しんで見ていたという綾瀬は「『この人たち会話してるんだろうな』っていうのがわかるんです! 木絵ちゃんがみんなに『テレパス?』と尋ねるんですが、自分があの場にいてもそう感じるだろうなって思いました。みんなのお芝居を見て、自然とそういう気持ちになりましたね」と語った。

「高台家の人々」は、6月4日より全国でロードショー。

(c)2016 フジテレビジョン 東宝 集英社 (c)森本梢子/集英社

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