阪本順治×藤山直美「団地」予告編、団地の人間模様をコミカルに描く

阪本順治が監督、藤山直美が主演を務めた「団地」の予告編がYouTubeにて公開された。

本作は、団地を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。漢方薬局をたたんで団地に越してきたヒナ子を藤山が、その夫・清治を岸部一徳が演じた。そのほか斎藤工、大楠道代、石橋蓮司らが脇を固める。

予告編の冒頭には、些細なことに腹を立てた清治が「死んだことにしてくれ」と床下に潜ってしまうさまが収められている。清治の不在を不審に思った団地の住人たちはうわさ話に花を咲かせ、ついには緊急会議まで開かれることに。さらに斎藤扮する謎の青年が「お願いがあって来ました」と清治のもとを訪れるシーンや、床下に隠れたものの来客があり、出るに出られなくなって焦る清治の姿などがコミカルに映し出されていく。

なお予告編のナレーションは関西を代表するラジオパーソナリティ、浜村淳が担当。浜村は本作について「ウソもマコトも団地では噂の広まり早すぎる。笑わせ泣かせ怖がらせ、ああ、家の団地も良く似てる」とコメントを寄せた。

「団地」は、6月4日より東京・有楽町スバル座、新宿シネマカリテほか全国でロードショー。