稲垣吾郎「僕にピッタリ、と言えばいい?」愛されスター演じる「プレゼント・ラフター」本日開幕

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稲垣吾郎が主演を務めるPARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」が、本日2月7日に東京・PARCO劇場で開幕する。それに先駆け、昨日6日に開幕前会見と1幕のみの公開舞台稽古が行われた。

PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」より。(撮影:御堂義乗)

PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」より。(撮影:御堂義乗)

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ノエル・カワード作の「プレゼント・ラフター」は、1942年にイギリスで初演されたラブコメディ。劇中では、スター俳優のギャリー(稲垣)がアフリカでのツアー公演に旅立とうとする前に、個性的な友人・知人が次から次へとギャリーの元を訪れる様が描かれる。

PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」より。(撮影:御堂義乗)

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ワンシチュエーションコメディとなる本作では、舞台中央にギャリーの高級アパートメントの居間が設けられた。ギャリーの周りは常に騒がしく、秘書のモニカ(桑原裕子)、一夜を共にしたダフネ(白河れい)、何事にも動じない家政婦ミス・エリクソン(広岡由里子)、鼻歌がへたな付き人兼使用人のフレッド(中谷優心)が、それぞれスピーディでテンポの良い会話を繰り広げる。稲垣は、時にシェイクスピア俳優のように朗々と言葉を並べて若い女性をあしらったり、時に子供のように駄々をこねたりと、ギャリーの“作り物”っぽさと“愛され要素”を巧みに織り交ぜ、観衆を惹きつける。また稲垣は、戯曲家志望の青年ローランド(望月歩)に演技の批判をされると、“痛いところ”を突かれたギャリーの焦りを表情豊かに表現し、ギャリーの人間味を見せた。また、本作ではギャリーと妻リズの丁々発止も見どころの一つ。ギャリーにずけずけと物を言うリズ役の倉科カナは、年齢に見合わないギャリーの立ち居振る舞いを指摘しつつ、彼の“認識のズレ”を正そうとする姿に、ギャリーへの深い愛情をにじませた。ひっきりなしに人々が訪れる中、ギャリーのエージェントを務めるヘンリー(金子岳憲)の妻ジョアンナ(黒谷友香)が来訪し、ギャリーと恋の駆け引きが始まるか?というところで幕。その後、稲垣演じるチャーミングなギャリーがどのような窮地に追い込まれ、またそれをどう脱するのか、期待が高まった。

PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」より。(撮影:御堂義乗)

PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」より。(撮影:御堂義乗) [高画質で見る]

会見には稲垣、倉科、演出の小山ゆうなが登壇。小山は稽古を振り返り、「人物像の掘り下げをして、丁寧に積み上げてきました。さまざまな出自の出演者の皆様がそれぞれにパワフルでさまざまなアイデアを持ち寄ってくれました。そんな中、稲垣さんはギャリー役にピッタリで、本当に素敵。それがこの作品の一番の魅力だと思っております」と説明した。

また、PARCO劇場に約10年ぶりに登場した稲垣は「思い入れも、思い出もある劇場」だと語る。スター俳優であるがゆえに孤独感を抱えるギャリー役について聞かれると、「僕にピッタリですね、と言えばいいのかな?(笑)」とちゃめっ気たっぷりに返し、「(稲垣の)パブリックイメージと合わせて観ていただけると楽しいんじゃないかな。稽古中は真剣にやらなきゃいけないのに、笑いが絶えませんでした。お客さんにもそこを楽しんでもらえたら」とコメントした。さらに、「ギャリーは自意識過剰な部分があって、たまにそこが爆発してしまう。そんな彼を、演劇の世界だからこそ自分を解放して演じ、楽しくやりたい」と思いを語った。

妻リズ役の倉科は、稲垣と本作で初共演する。倉科は「読み合わせの期間を長くとったり、ノエル・カワードについての勉強会をしていただいたり、緻密に積み上げてきた作品です。生きていると大変なことも多いですが、劇場に来て、大いに笑っていただけたらうれしい」と話し、自身の役について「生徒会長のような人。ギャリーとはビジネスパートナーでもあるからこそ、しっかりと言わなければならないときもあります。頭の回転が速い女性なので、役を作る過程で大変な部分もありましたが、稲垣さんがしっかりとリードしてくださいました」と稲垣へ視線を投げかけた。

最後に稲垣が「いよいよ開幕となります。東京・広島・福岡・宮城と、全国で皆さんに会えるのを楽しみにしております。80年以上前に書かれた作品ですが、現代にも通じる普遍的なテーマが描かれています。ぜひ劇場へお越しいただき、たくさん笑ってください」と呼びかけて、会見を締めくくった。

上演時間は休憩ありの約2時間30分。東京公演は2月28日まで。その後、3月4日から8日まで京都・京都劇場、14・15日に広島・JMSアステールプラザ 大ホール、20日から22日まで福岡・福岡市民ホール 中ホール、28・29日に宮城・電力ホールでも上演される。京都公演のチケット一般販売は、明日2月8日にスタートする。

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PARCO PRODUCE 2026「プレゼント・ラフター」

開催日程・会場

2026年2月7日(土)〜28日(土)
東京都 PARCO劇場

2026年3月4日(水)〜8日(日)
京都府 京都劇場

2026年3月14日(土)・15日(日)
広島県 JMSアステールプラザ 大ホール

2026年3月20日(金・祝)〜22日(日)
福岡県 福岡市民ホール 中ホール

2026年3月28日(土)・29日(日)
宮城県 電力ホール

スタッフ

作:ノエル・カワード
翻訳:徐賀世子
演出:小山ゆうな

出演

稲垣吾郎 / 倉科カナ / 黒谷友香 / 桑原裕子 / 望月歩 / 金子岳憲 / 中谷優心 / 白河れい / 浜田信也 / 広岡由里子

※東京・広島・福岡公演はU-30チケットあり。

公演・舞台情報

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yukaringo🍎 @yukagoro56

【会見レポート】稲垣吾郎「僕にピッタリ、と言えばいい?」愛されスター演じる「プレゼント・ラフター」本日開幕(舞台写真あり) https://t.co/SVZM864B1f

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