東京バレエ団オリジナル版「くるみ割り人形」が開幕、ファンタジックな夢の世界の冒険譚

東京バレエ団 「くるみ割り人形」（2025年）が昨日12月11日に東京・東京文化会館 大ホールで開幕した。

本作は、斎藤友佳理が改訂演出・振付を手がけた、東京バレエ団のオリジナル版。2019年に初演されて以降、全国で上演が重ねられてきた。劇中では、クリスマスイブにシュタールバウム家で開かれたクリスマスパーティーで、くるみ割り人形に一目ぼれしたマーシャが、クリスマスツリーの世界を冒険する様子が描かれる。東京公演ではマーシャとくるみ割り王子を、沖香菜子×宮川新大ペア（11日、14日）、足立真里亜×二山治雄ペア（12日12:30開演回）、秋山瑛×大塚卓ペア（12日18:30開演回）、金子仁美×池本祥真ペア（13日12:30開演回）、涌田美紀×生方隆之介ペア（13日17:30開演回）が演じる。

上演時間は休憩ありの約2時間10分。東京公演は12月14日まで。その後、24日に大阪・フェニーチェ堺 大ホール、26日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、28日に島根・島根県民会館 大ホールでも上演される。

なおステージナタリーでは、東京バレエ団の秋山と、バレエを原点に持つ三浦宏規の対談記事を展開中。2人が「くるみ割り人形」への思いを語っている。

東京バレエ団 「くるみ割り人形」（2025年）

開催日程・会場

2025年12月11日（木）〜14日（日）
東京都 東京文化会館 大ホール

2025年12月24日（水）
大阪府 フェニーチェ堺 大ホール

2025年12月26日（金）
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール

2025年12月28日（日）
島根県 島根県民会館 大ホール

スタッフ

改訂演出・振付：斎藤友佳理（レフ・イワーノフおよびワシーリー・ワイノーネンに基づく）
音楽：ピョートル・チャイコフスキー
台本：マリウス・プティパ（E.T.A.ホフマンの童話に基づく）

出演

マーシャ：沖香菜子（11日、14日） / 足立真里亜（12日12:30開演回） / 秋山瑛（12日18:30開演回） / 金子仁美（13日12:30開演回） / 涌田美紀（13日17:30開演回）
くるみ割り王子：宮川新大（11日、14日） / 二山治雄（12日12:30開演回）
大塚卓（12日18:30開演回） / 池本祥真（13日12:30開演回） / 生方隆之介（13日17:30開演回）

※親子割引（大人、5歳～高校生）・Ｕ25シートあり。
※島根公演のみ18 歳以下無料・同伴者半額チケットあり。