“老い”と“死”と“家族”を考える、青木柳葉魚によるタテヨコ企画「野々村良枝の失踪」

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タテヨコ企画 第48回公演「野々村良枝の失踪」が3月18日から22日まで東京・シアター風姿花伝で上演される。

タテヨコ企画 第48回公演「野々村良枝の失踪」チラシ表

タテヨコ企画 第48回公演「野々村良枝の失踪」チラシ表

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青木柳葉魚が作・演出を手がける本作は、タテヨコ企画の第48回公演。認知症の症状がある、74歳の野々村良枝が失踪した。良枝の失踪をきっかけに、良枝の”不在”を突きつけられた家族は、長年のすれ違いを乗り越え団結し、“家族とは何か”や“老いと向き合うとはどういうことか”を考え直していく。青木は「家族が認知症になる。それは誰にでも起こりうることだ。その時、家族はどうなるんだろうか? 自分はどう思い、どう行動するんだろうか? そして、もし、その家族が忽然と姿を消してしまったら? バラバラだった家族がそれぞれの『今までとこれから』に向き合う物語にしようと思う。書きながら『老い』と『死』、『家族』について考えている」とコメントした。

出演者には、タテヨコ企画のあさ朝子、いまい彩乃、舘智子西山竜一、久行志乃ぶに加え、園田シンジ、福永さとみ、宮崎明音、宮島健が名を連ねる。なお、本公演では配信が行われる。青木のコメント全文は以下の通り。

青木柳葉魚コメント

気にかけてみると「認知症」という言葉は、日常にたくさんあふれている。映画やドラマなどのフィクションにもよく登場するし、ニュースやドキュメンタリーで取り上げられることも多い。
認知症の家族を持つ方たち向けの市民教室に参加してみた。
病院を受診させるには? 症状に対応したらいいのか? 介護制度の利用の仕方は?など切実な質問があがっていた。
その声を聞き、僕らの抱いている認知症への知識やイメージがいかに漠然としたものであるかを痛感した。
家族が認知症になる。それは誰にでも起こりうることだ。
その時、家族はどうなるんだろうか?自分はどう思い、どう行動するんだろうか?
そして、もし、その家族が忽然と姿を消してしまったら?
バラバラだった家族がそれぞれの「今までとこれから」に向き合う物語にしようと思う。
書きながら「老い」と「死」、「家族」について考えている。
答えはまだ分からない。答えなど無いのかもしれない。それでも考えないわけにはいかない。
深刻になりそうな題材ではあるがお芝居は楽しく。それを目標に作っていく。
家族と社会と自分について。
少しでも客席の皆さんとその問いを共有出来るような作品にしたいと思う。

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タテヨコ企画 第48回公演「野々村良枝の失踪」

開催日程・会場

2026年3月18日(水)〜22日(日)
東京都 シアター風姿花伝

スタッフ

作・演出:青木柳葉魚

出演

あさ朝子 / いまい彩乃 / 舘智子 / 西山竜一 / 久行志乃ぶ / 園田シンジ / 福永さとみ / 宮崎明音 / 宮島健

※65歳以上割引、U-25チケット、小・中・高校生割引あり。

公演・舞台情報

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