“魔法の世界”へと誘う…斎藤友佳理演出の東京バレエ団「くるみ割り人形」が開幕

東京バレエ団 創立60周年記念シリーズ11「くるみ割り人形」全2幕が、昨日12月12日に東京・東京文化会館で開幕した。

「くるみ割り人形」はチャイコフスキー作曲のバレエ作品で、冬の風物詩とされる。東京バレエ団では、2019年に初演された斎藤友佳理演出の「くるみ割り人形」を上演。クリスマスイブの夜にふしぎな世界に迷い込んだ少女マーシャは、くるみ割りの王子に誘われて、雪の国やお菓子の国を訪れ……。本作では美しい楽曲と華麗なダンスシーンが、観客を“魔法の世界”へと誘う。

マーシャ役で秋山瑛、沖香菜子、足立真里亜、涌田美紀、金子仁美、くるみ割り王子役で宮川新大、柄本弾、大塚卓、生方隆之介、池本祥真が回替わり出演する。上演時間は休憩ありの約2時間10分。東京公演は12月15日まで。その後、23日に大阪・フェニーチェ堺 大ホール、25日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール、26日に京都・ロームシアター京都 メインホールでも上演される。