これは
上演に向けて岩崎は「英国の演出家ピーター・ブルック(1925-2022)の著作『なにもない空間』の冒頭にこんな言葉がある。『ひとりの人間がこのなにもない空間を歩いて横切る、もうひとりの人間がそれを見つめる。演劇行為が成り立つためには、これだけで足りるはずだ』。その受け皿となるのが劇場という場所だ。今、ひとつの劇場が失われようとしている。憤りと諦念を通りすぎて、それでも成り立つ演劇行為とは何だろう。場所の記憶、交差した人びと。まだ呼吸を続けるこのなにもない空間を確かめ、その先を眺望したい」とコメントした。
出演者には岸部孝子、佐々木淳子、桐子、中西由宇佳、韓寿恵、森本研典、池川貴清、田代紗楽、橋本浩明が名を連ねた。
劇団太陽族「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」
開催日程・会場
2025年12月12日(金)〜14日(日)
兵庫県 AI・HALL
スタッフ
作・演出:
出演
岸部孝子 / 佐々木淳子 / 桐子 / 中西由宇佳 / 韓寿恵 / 森本研典 / 池川貴清 / 田代紗楽 / 橋本浩明
※U-22チケットあり。
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劇団太陽族の劇場の成り立ちから終わりまでを描いた新作「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」(コメントあり)
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