劇団太陽族の劇場の成り立ちから終わりまでを描いた新作「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」

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劇団太陽族「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」が12月12日から14日まで兵庫のAI・HALLにて上演される。

劇団太陽族「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」チラシ表

劇団太陽族「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」チラシ表 [拡大]

これは劇団太陽族の新作。 AI・HALLが2026年3月末をもって閉館することに触発されて岩崎正裕が描くもので、今作では岩崎の視点から見た劇場の成り立ちから終わりまでがつづられる。

上演に向けて岩崎は「英国の演出家ピーター・ブルック(1925-2022)の著作『なにもない空間』の冒頭にこんな言葉がある。『ひとりの人間がこのなにもない空間を歩いて横切る、もうひとりの人間がそれを見つめる。演劇行為が成り立つためには、これだけで足りるはずだ』。その受け皿となるのが劇場という場所だ。今、ひとつの劇場が失われようとしている。憤りと諦念を通りすぎて、それでも成り立つ演劇行為とは何だろう。場所の記憶、交差した人びと。まだ呼吸を続けるこのなにもない空間を確かめ、その先を眺望したい」とコメントした。

出演者には岸部孝子、佐々木淳子、桐子、中西由宇佳、韓寿恵、森本研典、池川貴清、田代紗楽、橋本浩明が名を連ねた。

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劇団太陽族「横切るひとり、見つめるひとり、なにもない空間」

開催日程・会場

2025年12月12日(金)〜14日(日)
兵庫県 AI・HALL

スタッフ

作・演出:岩崎正裕

出演

岸部孝子 / 佐々木淳子 / 桐子 / 中西由宇佳 / 韓寿恵 / 森本研典 / 池川貴清 / 田代紗楽 / 橋本浩明

※U-22チケットあり。

公演・舞台情報

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