第3回関西えんげき大賞、コトリ会議が最優秀作品賞と観客投票ベストワン賞をW受賞

第3回（2024年）関西えんげき大賞の受賞結果が発表された。

今回は、最優秀作品賞と観客投票ベストワン賞をいずれもコトリ会議「おかえりなさせませんなさい」が受賞。優秀作品賞には、A級MissingLink 第28回公演「富士山アンダーグラウンド」、くじら企画「流浪の手記」、劇団大阪「親の顔が見たい」、劇団太陽族「迷宮巡礼」、虚空旅団「ゆうまぐれ、龍のひげ」、サファリ・P 第10回公演「悪童日記」、万博設計「夏の時間」、兵庫県立ピッコロ劇団 第80回公演「宇宙に缶詰」、ブルーエゴナク「たしかめようのない」が並んだ。また、若手アーティストを対象としたネクストドア賞には、劇団CLOUD9代表の小沢佑太が選ばれた。

関西えんげき大賞は、関西の劇団および関西発のプロデュース公演を対象にした演劇賞。選考委員が優秀作品賞10作を選出し、その中から投票委員と観客投票者による投票で最優秀作品賞と観客投票ベストワン賞が決定する。受賞団体には、正賞として賞状、副賞として協力劇場による上演支援が贈られる。選考委員には岡田蕗子、加美幸伸、九鬼葉子、永田靖、畑律江、広瀬依子が名を連ねた。