升は「この10年ほどの携帯電話をはじめとする電子機器の機能や文化の進化についていけず、興味がない・必要ないという逃げの一手で背を向け耳を貸さない私は、白河義晃にいたく共感しています。本作に携わる事で、自身の性格・生活環境が少しでも変化したならば……」とコメント。また、水は「明治時代の作品に触れる度に、当時の異国文化との摩擦や刺激、時代の変化に対する葛藤に想いを馳せ、先人たちの選択がどんなに大変なものだったかと震えます。しかし、時を経て今尚刻々と変化していく時代に私達も生きているわけで、自分の中に共通項を見いだし、生き生きと演じたいと思っています」と期待を述べた。
チケットの一般販売は12月14日10:00にスタート。マキノのコメントは以下の通り。
マキノノゾミ コメント
「殿様と私」の「殿様」は「王様と私」のユル・ブリンナー(王様)のようには英語を話せません。むしろ英語なんか大嫌いです。なので「アンナ」(私)とのコミュニケーションはまことに厄介なものとなります。「変わらなければならないとわかってはいるが、なかなか簡単には変われないのだ」と七転八倒するこの物語は、初演時よりも、むしろ現在のほうが、ずっと身につまされるのではないでしょうか。17年も前に先見的にこういう芝居を書いたわたしは、なかなかえらいぞと思います。笑。
まつもと市民芸術館プロデュース「殿様と私」
2025年2月13日(木)~2025年2月16日(日)
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール
2025年2月28日(金)~2025年3月2日(日)
大阪府 近鉄アート館
スタッフ
作・演出:
出演
※U-25チケットあり(長野公演のみ)。
アムール・タカラヅカ @AMOUR_TKRZKA
マキノノゾミが手がける、まつもと市民芸術館プロデュース「殿様と私」に升毅・水夏希ら(コメントあり) |
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