なんでもない日をお祝いしましょう、PSYCHOSIS「不思議の國のアリス」スタート

「PSYCHOSIS File:006 群論序説『Alice In Wonderland -不思議の國のアリス－』」が昨日7月12日に東京・ザムザ阿佐谷にて開幕した。

これは“See the Darkness, to know the Darkness（闇を知るために闇をのぞく）”をコンセプトに掲げるPSYCHOSISの公演。今作は1988年に月蝕歌劇団で初演された高取英の「―ガロア群論序説―不思議の國のアリス」をもとに、PSYCHOSIS主宰で演出の森永理科が再構成・演出を手がける。

開幕に際し森永は「劇作家高取英の描く『不思議の國のアリス』は歴史上の人物、物語の人物が、時空や空間を飛び越え、貧しい土地の少女たちは成長とともに戦う勇気を得てゆきます。そこに若き天才数学者ガロアによる世界を紐解く方程式が加わり、想像力と勇気と数学のバトルが展開されてゆきます。何を言っているのかわからないと思いますが、ご覧になったら必ずわかりますので是非遊びにいらしてください。なんでもない日をお祝いしましょう」とコメントした。

上演時間は約1時間50分、公演は7月17日まで。