「
本作はアガリスクエンターテイメントの
開幕に際し、小川役の鈴木は「明日が初日という感じが全然していません。今この時間も練習したいくらいです」と思いを語り、「台本は覚えても覚えても新たに追加されて、最後の3ページが来たときにちょっと心が折れそうになりましたが、後悔しないように全力でやります。こんなに重厚な、素敵な劇場で良い大人たちがくっだらない屁理屈を言いまくっておりますのでリラックスして楽しみに来ていただけたらと思います。頑張ります!」とコメント。
県議会議員・東海林亮役の
副知事・森建一郎役の
県議会議員・党の県連会長役の
冨坂は「まずはキャストの皆さん、脚本が遅くなって申し訳ありませんでした! 期待と信頼の結果の甘えです(笑)。ですが劇場に入ったら皆さんが頑張ってくださると信じているので僕はだいぶ自信を持っております。あまり心配はしていないですし、楽しみにしています」とキャストへの信頼を語り、「僕は近い年代の劇団のメンバーと作品作りをしてきた時間が長かったので、同じ分野の大先輩である相島(一之)さんや(佐藤)B作さんと一緒にやらせていただけてすごく勉強になっています」「さらにそんなお二人と、自分の脚本があることで良い作品になって皆様に喜んでいただけたらいいなと思います」と観客にメッセージを送った。
東京公演は7月16日まで。その後、20・21日に京都・京都劇場でも上演される。
鈴木保奈美コメント
明日が初日という感じが全然していません。今この時間も練習したいくらいです。
(2017年にアガリスクエンターテイメントの作品を観劇されて以来、念願かなっての冨坂友さん作・演出の舞台作品への出演という質問を受けて)観るのと演じるのは大違いですね! でも、稽古場はとてもアクティブで、劇団の皆さんと活発に意見を出し合って、とても、良い意味でリラックスをして、みんなで汗をかいて稽古できたのでとてもいい経験ができました。台本は覚えても覚えても新たに追加されて、最後の3ページが来たときにちょっと心が折れそうになりましたが、後悔しないように全力でやります。
こんなに重厚な、素敵な劇場で良い大人たちがくっだらない屁理屈を言いまくっておりますのでリラックスして楽しみに来ていただけたらと思います。頑張ります!
寺西拓人コメント
とにかく緊張感のある初日を迎えるんじゃないかなという印象です。稽古場は皆さんで作っていくという感覚で、刺激的な毎日でした。2時間15分の上演時間のうち2時間くらい(鈴木)保奈美さんが喋っているので、とにかく保奈美さんの疲労はすごいだろうなと思います。
僕の役は、県知事である保奈美さんを質問攻めにする役なのですが、役じゃないと保奈美さんにツッコめないので贅沢ですね。親も喜ぶと思います(笑)。いつもこういう作品に出ますとか、こういう方が出ますというのは逐一伝えるんですが、母親の驚き方は「えっ!
(演出の)冨坂さんに、僕の役にはモデルっぽい方がいると教えていただいたので、徹底的に研究しました。どなたかは秘密ですが、それがどなたなのか分かっていただけるように演じられたらいいなと思います。
相島一之コメント
ドキドキしてますねぇ~。大変ですねぇ~。
(鈴木)保奈美さんは知事の役なので膨大な量のセリフがあるのですが、すべて覚えていらっしゃって、コメディのセンスも抜群ですし、ぜひ頭から最後までご覧いただきたいです!劇場に来られなくても配信もありますので、ぜひご覧ください!
また、冨坂さんが三谷幸喜、そして僕らがやっていた「東京サンシャインボーイズ」をすごくリスペクトしてくださっている、とても嬉しいです。コメディはすごく難しくて、大変なんですよね。その大変さに果敢に挑戦されていて、今回のお芝居もコメディの技術がいっぱい詰まっていると思うんです。それを僕らがうまいことお客さんに届けられたらな、というのは冨坂さんがリスペクトしてくれている側から感じる僕としての課題だと思ってます。頑張ります!
佐藤B作コメント
新作なので、お客様が入ってどういう反応をいただけるのか、そして最後に幕が下りたときに劇場がどんな感じに終わるのかがすごく楽しみです。
冨坂さんの脚本は素晴らしいですね。喜劇の脚本を作るというのはいちばん大変なことなんです。面白い本ができたら役者は楽ですが、それを演じるというのもまた大変で、何もないところから喜劇の話を作る作家さんは一番大変だと思います。面白い本を作るのはなかなか難しいのですが、今回はかなり面白くできているなと思います。ただ面白い本を作る方はね……遅いんです(笑)! みんな大変でした。台詞を間違えないようにしないと!と思っております。頑張ります!
冨坂友コメント
まずはキャストの皆さん、脚本が遅くなって申し訳ありませんでした! 期待と信頼の結果の甘えです(笑)。
ですが劇場に入ったら皆さんが頑張ってくださると信じているので僕はだいぶ自信を持っております。あまり心配はしていないですし、楽しみにしています。
都知事選も間近なこのタイミングでの上演になったのは偶然です。狙ったわけではないので、このタイミングだから何かを言うのをやめようとか、今だから言おう、というのは無くて、どんな時代も不正はやってはいけないことなので、言うべきことは言いつつ、あとはコメディとしていかに不正を働いてしまった小川知事(鈴木保奈美)を困らせるかを追求して作りました。
僕は近い年代の劇団のメンバーと作品作りをしてきた時間が長かったので、同じ分野の大先輩である相島(一之)さんや(佐藤)B作さんと一緒にやらせていただけてすごく勉強になっています。相島さんからはひたすら人物を真面目に演じることの大事さを、B作さんからは、面白い人の面白い姿があればそれで良いんじゃないかということを教えていただいている日々です。さらにそんなお二人と、自分の脚本があることで良い作品になって皆様に喜んでいただけたらいいなと思います。
舞台「逃奔政走-嘘つきは政治家のはじまり?-」
2024年7月5日(金)〜16日(火) ※公演終了
東京都 三越劇場
2024年7月20日(土)・2024年7月21日(日) ※公演終了
京都府 京都劇場
スタッフ
脚本・演出:
出演
関連記事
ステージナタリー @stage_natalie
「逃奔政走」本日開幕、県知事役の鈴木保奈美「リラックスして楽しみに来て」(舞台写真 / コメントあり)
https://t.co/QSk82Fh2tW
#逃奔政走 #とうほんせいそう