「あゝ同期の桜」上演に向け、錦織一清「青春群像を描きたい」

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3月に東京・京都で上演される「あゝ同期の桜」の取材会が昨日2月8日に東京都内で行われた。

「あゝ同期の桜」取材会の様子。

「あゝ同期の桜」取材会の様子。

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これは、海軍飛行予備学生十四期会による遺稿集「あゝ同期の桜 帰らざる青春手記」(毎日新聞社)をもとに榎本滋民が手がけた作品を、上田浩寛の脚本、錦織一清の演出で立ち上げるもの。錦織は2015・2016年にも本作の演出を担当している。

錦織は本作について「この作品は第十四期生が飛び立つ前に家族や友人に当てた遺書のようなものをまとめた榎本滋民さんの書籍をもとにしており、深いテーマになっていますが、大事なのはその中でも若い人たちが明るく生きたというところで、その青春群像を描きたい。今、僕らが平和に暮らしてるのは、どういう方たちのおかげかというのを見つめ直すいい機会にもなるのではないかと思う。ミュージカルのようなエンターテインメントではないかもしれませんが、見ごたえのある作品になると思います」とコメント。

2015年の初演にも特攻隊員役で出演した渋谷天笑は自身が演じる豊島中佐という役柄について「責任重大ですね。最後の飛び立つところは僕のセリフで見送るので、これはやっぱり気を引き締めないといけない。そしてセリフの中に『みんなを死地に送り出す以上、私も死んでいる』っていうセリフがあるんですね。これがすごく重いセリフだなと思っております。本当に頑張りたいと思います」と意気込みを述べた。

「あゝ同期の桜」は3月9日から17日まで東京・三越劇場、30・31日に京都・南座にて行われ、本公演のチケット一般販売は明日2月10日10:00にスタートする。

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「あゝ同期の桜」

2024年3月9日(土)~17日(日)
東京都 三越劇場

2024年3月30日(土)・31日(日)
京都府 南座

原作:榎本滋民
脚本:上田浩寛
演出:錦織一清
出演:渋谷天笑岡本悠紀 / 新井元輝、片岡保海、高橋虎之介、渡口和志、室将也、釜谷海来、吉田和正 / 小澤真利奈惣田紗莉渚 / 高汐巴 / 錦織一清

※高汐巴の「高」ははしご高が正式表記。

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※初出時、内容に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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徳田博丸 @Dr_Hibiscus

渋谷天笑くん出るね。 https://t.co/YPDZpipBem

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