インタビュイーへの感謝をセリフに込めて…4都市での取材元にしたぺぺぺの会「たまたま」開幕

ぺぺぺの会「『またまた』やって生まれる『たまたま』」が昨日1月24日に東京・東京芸術劇場 アトリエウエストで開幕した。

本作は、ぺぺぺの会が群馬・東京・京都・滋賀で行った“自分自身に関するインタビュー”「またまた」をもとに作られた公演、「たまたま」を上演するもの。会期中には、その創作過程の展示も行われる。公演はA、Bに分かれ、Aでは「たまたま in Harunako」「たまたま in Shiga」、Bでは「たまたま in Tokyo」「たまたま in Kyoto」を上演する。作・演出を手がける宮澤大和は「ここに集まる4つの短編は, どれも, 自分の新境地であり, 自信作である.」「深い示唆を, 与えてくださり, 人間のあたたかさを, 教えてくださった, すべてのインタビュイーの皆様への感謝を, セリフの, ひとつ, ひとつに, 込めて.」とコメントした。各作品の上演時間は25分で、公演は1月28日まで。

宮澤大和コメント

これまでに自分がつくったことがないような作品を,
いつでもつくってみたいと思っている.
誰かの型に嵌まるのはいやだし,
自分の型に嵌まるのはもっといやだ.

ここに集まる4つの短編は, どれも,
自分の新境地であり, 自信作である.

今までに見たことのない景色を,
見せてくださった俳優, スタッフに感謝を.
なにより深い示唆を, 与えてくださり,
人間のあたたかさを, 教えてくださった,
すべてのインタビュイーの皆様への感謝を,
セリフの, ひとつ, ひとつに, 込めて.