“手に汗握るディスカッション・ジェットコースター”をお届け、溝口琢矢らの「仮面山荘殺人事件」開幕

NAPPOS PRODUCE 舞台「仮面山荘殺人事件」が昨日10月11日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

東野圭吾のミステリー「仮面山荘殺人事件」を原作に、成井豊が脚本・演出を担い、2019年に初演された本作。初演後は韓国・ソウルにて、韓国キャスト版も上演された。製薬会社社長が所有する山荘に集まった8人の男女は、逃亡中の銀行強盗犯と一緒に閉じ込められてしまう。8人は脱出を試みるが、ことごとく失敗に終わる中、1人が殺されてしまい……。

成井は「無事に初日が明けました！」と開幕を喜び、「ゲネプロよりはるかに良い出来で、目標だった『手に汗握るディスカッション・ジェットコースター』が見事に成立！ 何もかも、役者たちの熱演のおかげです。千秋楽に向けて、さらに質を高めていきたいと思います。皆様のご来場をお待ちしています」とコメント。主人公・樫間高之役を演じる溝口琢矢は「濃密な稽古を経て、鋭く緊張感のある会話劇の楽しさを実感しました。皆様にもぜひそれをご体感いただきたいと思います。無事に幕開けできる喜びと感謝を胸に抱きつつ、素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんと共に全力で楽しみます！」と意気込みを語った。出演者には、溝口のほか、清水由紀、畑中智行、三浦剛、原口健太郎、岡田さつき、森めぐみ、瀧原光、稲田ひかる、北見翔、上ノ町優仁、松崎浩太郎、南木春香が名を連ねる。

東京公演は10月15日まで。その後、18日・19日に大阪・サンケイホールブリーゼでも公演が行われる。