人間の光と闇を力強く映し出す、エリア51神保治暉による劇団じおらま「たいない」スタート

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じおらま「たいない」が本日5月19日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕する。

じおらま「たいない」より。

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じおらま「たいない」より。

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三好十郎の「胎内」をもとにエリア51の神保治暉が上演台本・演出を手がける本作。共同演出には山田朋佳、渡邉結衣が名を連ね、小松弘季、松田崚汰、林美月、逵真洋が出演する。劇中では、ある取材以降、家に閉じこもりがちだった“私”が、停電を機にトビラの外に出る様子が描かれる。

じおらま「たいない」より。

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神保は作品について、「半年以上をかけて、少しずつ集まってきた『ハラスメントのない創作環境をつくる』ことに関心を抱く仲間たちで、いい距離感を保ちながらじっくり作品をつくっていきました。戦後日本の『生と暴力にまつわる不条理』に抵抗するかのように、本作品は暴力的な描写を一切用いずに、人間の光と闇を力強く映し出しています。出られないからといって外に出ることをやめる理由にはならない。出口は必ずある。走って、走って、扉を開ける、何度でも。これは、その宣誓のための『光と音の演劇』です」とコメントした。

上演時間は約1時間40分。公演は5月28日まで。

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じおらま「たいない」

2023年5月19日(金)~28日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

原作:三好十郎「胎内」
上演台本・演出:神保治暉
共同演出:山田朋佳、渡邉結衣
出演:小松弘季、松田崚汰、林美月、逵真洋

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保坂萌 @mushirase

記事も出てるので見てね。撮りました。 https://t.co/XVfwukX1KS

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