本作は、フランク・W・アバグネイル・Jr.の自伝小説「世界をだました男」をもとに製作された映画「
フォトコールでは、1幕で歌唱される「Live In Living Color」「ジェット・セット」の2曲が披露された。物語のプロローグにあたる「Live In Living Color」では、岩本扮するフランクが吉田扮するカールを軽やかにいなし、翻弄。また、岩本が得意のアクロバットを披露するシーンも。続く「ジェット・セット」では、パイロットの制服に身を包んだ岩本らキャスト陣が見事なラインダンスを見せた。
囲み取材には岩本、横山、吉田が出席。岩本は「ミュージカルに挑戦したいと思っていたので、自分が二十代のうちに主演ミュージカルをやらせていただけて本当にうれしいです」と感慨を述べつつ、「Snow Manのメンバーと一緒にやるステージとはやっぱり全然違いますね。まず振付を考えなくて良いので……(笑)」と冗談混じりに話す。
横山は「素敵なカンパニーの皆さんとここまで来ることができて幸せ。お客様に早く観ていただきたいです」と瞳を輝かせ、吉田は「新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収束しない中ではありましたが、対策をしっかりして日々稽古を積み重ねてきました。無事に完走できるように応援していただければと思います」と観客に呼びかけた。
記者から、岩本の印象について問われると、横山は「本当にパワフルな方。座長として引っ張ってくれている姿を見て、私も『自分にできることを精一杯やろう』という気持ちになりました」とコメント。一方の吉田は「岩本くんは冷たいタピオカをよく差し入れてくれるんですよ(笑)」と会場の笑いを誘いながら、「カンパニー全員のことを考えてくれる頼もしい座長。フランクとカールは劇中で親友のような存在になっていくので、その役を演じるのが岩本くんで良かったなと思っています」と岩本に視線を送った。
「本作の注目ポイントは?」という話題になると、吉田が「やっぱり岩本くんの七変化が見どころだよね!」とアピール。それを受けて、岩本は「自分としては医者の扮装が気に入っているんですが、観てくださった方にどの扮装が良かったか聞いてみたいです(笑)」と照れ臭そうに語る。最後に岩本が「観終わった瞬間から人生が鮮やかになるような作品になっていますので、ぜひ劇場に足を運んでほしいなと思います」と力強く答え、取材を締めくくった。
東京公演は9月4日まで。その後、9日から15日まで大阪・オリックス劇場で上演される。
ミュージカル「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
2022年8月11日(木・祝)~9月4日(日)
東京都 東京国際フォーラム ホールC
2022年9月9日(金)~15日(木)
大阪府 オリックス劇場
脚本:テレンス・マクナリー
作曲:マーク・シャイマン
作詞:マーク・シャイマン、スコット・ウィットマン
演出・翻訳・訳詞:
出演:
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高橋卓士 Takahashi Takuji @T_Takuji
そして明日18時、初日!
無事にあきますように!! https://t.co/3XjSu8nHGg