cube 25th presents 音楽劇「夜来香ラプソディ」が、本日3月12日に東京・Bunkamura シアターコクーンで開幕した。
演出を
指揮者の服部良一役で主演を務める
黎錦光役の
公演は東京公演は3月27日まで。本作はその後4月3日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、7日から10日まで大阪・サンケイホールブリーゼ、16日に新潟・長岡市立劇場で上演される。
松下洸平コメント
まずは、こうして無事に初日を迎えられることが、今のこの時世にありがたいことです。我々はしっかり感染予防対策をして、お客様に楽しんでご来場頂けるよう、最善を尽くしていきたいと思います。
1945年6月の物語ですが、輝かしい経歴をお持ちの音楽家で指揮者の服部良一さんが、上海で音楽の可能性を求めて、黎錦光や李香蘭など支えてくれる人々と共に、時世と戦い駆け抜けていく物語です。我々自身も色々なものと戦いながら演劇を続けている最中、今のご時世と非常にリンクする部分も多いので、初日を迎えた時に、お客様そして我々がどう感じるのか非常に楽しみです。沢山の登場人物の中に、それぞれにすごく濃い物語が詰まっています。そして生バンドで素晴らしい演奏が聴けます。ジャズや皆さんも良くご存知の歌謡曲も沢山出てきますので、笑って泣いて、芝居と音楽を楽しんで頂けたら嬉しいです。
白洲迅コメント
舞台の中のセリフにもあるのですが「いよいよ始まるな」という気持ちです。この“有事”に行われる舞台ということで、どうしても今と重ねてしまう部分もあるのですが、そこはしっかりプラスに捉えて作品にも良い作用をもたらせるように、そういう気持ちで臨んで、お客様にも楽しんで頂けたらと思います。僕自身は作品のタイトルにもある黎さんが作曲した「夜来香」を頼りに、稽古場でも黎錦光という人物像を創っていきました。「夜来香」はとても繊細で儚くて懐かしさがあって、あの繊細さはやはり黎さんの人となりが創ったのかなと思います。
稽古場で、服部、黎、李香蘭3人が、屋台で飲むシーンの稽古の時に、休憩に入ってもそのままそこで話し続けていたあの瞬間が、すごく心地よくて楽しくて、僕らと役が一気にリンクした瞬間だったなと思い出します。
ものすごく大変な時代に生きていたことを、いかに僕らが熱量高く演じられるか、それを大事思って演じていきたいと思います。
木下晴香コメント
李香蘭さんは映像や音源が多く残っている方ですが、今回の舞台では表に立っていないオフの彼女の姿を描く部分も多いので、あまりイメージにとらわれすぎず、この舞台ならではの李香蘭を創っていけたらと思っています。台本を読み進めていくうちに、彼女の核になっているものは本当に「歌」なんだと強く感じ、彼女にとって歌うこととはどんなことなのか、それを大切に演じていきたいと思っています。
お稽古はマスクをしている状況でしたが、劇場稽古に入って初めてキャスト皆さんのお顔を全部見ることができましたので、本番に向けて更にに深めて行けたら良いなと思います。千穐楽までより良い舞台を日々お届けできるように精一杯頑張ろうと気合を入れ直しているところです。
それぞれの登場人物の生き様が濃く深く描かれ、それが融合して今の時代の皆さんにも響く作品となっています。是非ご期待ください。
cube 25th presents 音楽劇「夜来香ラプソディ」
2022年3月12日(土)~27日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2022年4月3日(日)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
2022年4月7日(木)~10日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2022年4月16日(土)
新潟県 長岡市立劇場 大ホール
作:
演出:
音楽:本間昭光
出演:
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幕が開いた👏👏👏
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