平方元基の初単独主演作「THE 39 STEPS」にソニン、演出はウォーリー木下

「THE 39 STEPS」が、5月1日から17日まで東京・シアタークリエで上演される。

「THE 39 STEPS」は、ジョン・バカンの小説 「三十九階段」とアルフレッド・ヒッチコックが監督した映画 「三十九夜」をもとにした舞台作品。2006年にローレンス・オリヴィエ賞の最優秀コメディ賞を受賞したほか、トニー賞にもノミネートされている。

ウォーリー木下が上演台本・演出を手がける今回の上演版には、初単独主演に挑む平方元基と、ソニンが出演。平方は主人公のチャード・ハネイを演じ、ソニンは謎の女スパイ・アナベラ、マーガレット、パメラの3役を務める。また、インストゥルメントバンドのザッハトルテが演奏で参加。135役を演じ分けながら、舞台上のセット転換や小道具のセットなどをこなす“クラウン（道化）”役のキャスト2名は後日発表される。

イギリス・ロンドンで退屈な日々を過ごしていたハネイ。ある日、ハネイがミュージックホールに出かけると、劇場で発砲騒ぎが起こった。彼はそこで偶然出会った謎の美女アナベラに「自宅へ連れて行ってほしい」と頼み込まれる。そして、その日の深夜、アナベラが何者かに殺されてしまい……。

上演決定に際し、平方は「こんな時期なのに、いや、こんな時期だからこそお届けできる作品づくりにスタッフキャスト一丸となって挑んでまいります。シアタークリエで暴れ回ります。どうぞご期待ください」と意気込みを語り、ソニンは「洒落たコメディでありパロディのこの演劇作品を、この歳で演じる事が出来ることもまた私の一つSTEPになることでしょう。ぜひ皆様、笑って充実した時間を過ごせる娯楽をご期待ください」と観客にメッセージを送った。

チケットの一般販売は3月27日にスタート。

平方元基 コメント

このたびイギリス発のハイパーコメディー作品に出演いたします、平方元基です。

ハイパーコメディーとは何ぞや!?と思われた方もいらっしゃると思います。大丈夫です。僕もなんだかわかっていません。しかも4人とも舞台から一度もはけないそうです。恐ろしいですね!!笑

ただ、先日、演出のウォーリー木下さんとお話しした時のワクワクしたこの気持ち、まだ稽古もしてませんが早く皆様と共有したくてたまりません。名前もないようなこの気持ちを共有できるのが舞台の素晴らしさだと思います。玩具箱をひっくり返したような、たった四人の出演者が死に物狂いで悪ふざけに興じている姿、欲を言えばお客さまも一緒に劇場で遊べる楽しさを持った作品になったらいいな、とウォーリー木下さんと話しておりました。

こんな時期なのに、いや、こんな時期だからこそお届けできる作品づくりにスタッフキャスト一丸となって挑んでまいります。シアタークリエで暴れ回ります。どうぞご期待ください。

ソニン コメント

気心しれた、平方元基くんとの初めてがっつり絡む芝居の化学反応がどうなるのか、東京2020パラリンピック開会式で感動したウォーリー木下さんの演出マジックがどうこの作品を調理してくださるのか、とても楽しみであり、このご縁に運命を感じる事になる予感がしています。

洒落たコメディでありパロディのこの演劇作品を、この歳で演じる事が出来ることもまた私の一つSTEPになることでしょう。ぜひ皆様、笑って充実した時間を過ごせる娯楽をご期待ください。