12月に上演される、風姿花伝プロデュースvol.8「ダウト ~疑いについての寓話」に向けて、翻訳・演出の
風姿花伝プロデュースは、2014年にスタートしたシアター風姿花伝のプロデュース企画。その第8弾となる今回は、1964年のニューヨークのミッション・スクールを舞台にした、アメリカの作家
上演に向けて小川は「那須佐代子さんと中嶋しゅうさんが立ち上げられた、この風姿花伝プロデュースのシリーズに携らせて頂けることは、私にとって常に大きな喜びであり幸せです」とコメント。さらに「今回もこのような機会を頂けたことに、那須佐代子さんそして天国の中嶋しゅうさんに深く感謝し、精一杯に作品作りに努めたいと思います」と話す。那須は「この作品の何に惹かれたかというと、『疑い』を軸に、まさに、その瞬間の生きたやりとりが要(かなめ)となる戯曲だったからで、シアター風姿花伝のような緊密な空間だからこそ、お客様に堪能してもらえる作品になる、と確信しています。『正義』の遵守は人を幸せにできるのか? 皆様のご来場を心よりお待ちしております」と作品への思いを語っている。
「ダウト ~疑いについての寓話」は、11月29・30日にプレビュー公演、12月3日から19日まで本公演が行われ、9日のアフタートークには小川と出演者の
小川絵梨子コメント
風姿花伝プロデュースの作品に参加させて頂くのは「THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE」での演出と翻訳、「いま、ここにある武器」の翻訳に続いて本作品 が三作品目となります。
それ以前にはシアター風姿花伝にて「The Homecomingー帰郷ー」という作品にも参加させて頂きました。那須佐代子さんと中嶋しゅうさんが立ち上げられた、この風姿花伝プロデュースのシリーズに携らせて頂けることは、私にとって常に大きな喜びであり幸せです。毎回、作品への向き合い方や稽古の中で大切にすべきこと、チームで作品を作ることについてなど、ここでの経験からたくさんのことを学ばせて頂いています。今回もこのような機会を頂けたことに、那須佐代子さんそして天国の中嶋しゅうさんに深く感謝し、精一杯に作品作りに努めたいと思います。何卒よろしくお願い申し上げます。
那須佐代子コメント
「ダウト ~疑いについての寓話」の戯曲は、いつからか忘れるほど以前から私の書棚にあって、幾度となく目を通していた本でした。その後、小川さんからこの作品がブロードウェイのロングランでどれほど話題となっていたかという話を聞いて、益々取り組んでみたいという思いを強くしていきました。
この度、この上ないほど強力なキャスト・スタッフの皆様にお集まりいただいて、ついに立ち上げることができ、私自身、楽しみで仕方がありません。
この作品の何に惹かれたかというと、「疑い」を軸に、まさに、その瞬間の生きたやりとりが要(かなめ)となる戯曲だったからで、シアター風姿花伝のような緊密な空間だからこそ、お客様に堪能してもらえる作品になる、と確信しています。「正義」の遵守は人を幸せにできるのか? 皆様のご来場を心よりお待ちしております。
風姿花伝プロデュースvol.8「ダウト ~疑いについての寓話」
2021年11月29日(月)・30日(火) ※プレビュー公演
2021年12月3日(金)~19日(日)
東京都 シアター風姿花伝
作:
翻訳・演出:
出演:
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正義の遵守は人を幸せにできるのか?「ダウト」に向け那須佐代子らが思い語る(コメントあり)
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