上村聡史演出「森 フォレ」チラシビジュアル・公演日程が解禁、ポストトークも

「森 フォレ」のチラシビジュアルが公開された。

チラシビジュアルのイラストは、小説「82年生まれ、キム・ジヨン」の装画を手がけた、画家・榎本マリコの描き下ろし。イラストには、頭部から青々とした森が出現する女性が描かれている。「森 フォレ」について、榎本は「途方に暮れてしまいそうな歴史は暗く果てしなく入り組んだ森のようで、そこに小さな光を見出す旅に出ているような錯覚を、描きながら覚えました」とコメントしている。

また、チラシビジュアルの公開にあわせて、公演日程も明らかになった。公演は、東京・世田谷パブリックシアターにて7月6日から24日まで行われる。なお、16日公演と22日公演ではポストトークが実施され、16日には演出の上村聡史、出演者の成河と岡本健一、世田谷パブリックシアター芸術監督の野村萬斎が、22日には上村、成河、岡本に加え、同じく出演者の瀧本美織と麻実れいが登壇する。

本作は、レバノン出身の劇作家ワジディ・ムワワドによる“「約束の血」4部作”を、上村が演出するシリーズの最新作。第3弾となる今回は、ムワワドの2006年の戯曲「森 フォレ」を送る。劇中では、母の死をきっかけに、自身のルーツをたどることになる少女の物語が展開する。チケットの販売は5月30日にスタート。