Makino Play vol.2「モンローによろしく」が、来年2月3日から13日まで東京の座・高円寺1で上演される。
「モンローによろしく」は1993年に、
本作では、出演者の一部をオーディションで募る。上演に際し、マキノは「かねてから、原点に戻る意味で、この作品をさらにブラシュアップしてみたい、それを新しい俳優たちと上演して、現代の観客に再び投げかけてみたいという思いを密かに抱いておりました。今回はその夢を実現しようと思います」とコメントした。公演詳細は続報を待とう。
なおマキノが主宰するMakino Playでは、Motion Galleryで6月30日23:59までクラウドファンディングを実施中。Makino Playの旗揚げ公演となった今年1月の「東京原子核クラブ」では、新型コロナウイルスの影響で一部公演を中止したほか、開演時間繰り上げに伴うチケットの払い戻しなどを行った。その損失補填を目的とした今回のクラウドファンディングでは、公演DVDやサイン入りパンフレットのほか、
マキノノゾミ コメント
わたしの原点
「モンローによろしく」を書いたのは28年前で、わたしの作品中でもかなり初期のものです。初めて戯曲として賞をいただいたこともあって、個人的には格別な思い入れのある作品です。
まだまだ戯曲の書き方といったものを、無手勝流に、手探りで模索していた時期でもありました。今となっては「翻訳劇調の台詞でハリウッドの赤狩りのことを書く」などという荒唐無稽なアイデアを、一体どこから思いついたのかもよく覚えていません。ただ、この作品が、現在に至るわたしの戯曲スタイルの原型であり、演劇というものについての、わたし自身の考え方を決定したものであったことは事実です。
かねてから、原点に戻る意味で、この作品をさらにブラシュアップしてみたい、それを新しい俳優たちと上演して、現代の観客に再び投げかけてみたいという思いを密かに抱いておりました。
今回はその夢を実現しようと思います。
※2022年2月9日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で全公演中止となりました。
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