回遊型展示＋映像で“私という演劇”を体験、松井周「セルフサービス」

松井周の標本室「回遊型展示『セルフサービス』」が、8月28日に東京・3331 Arts ChiyodaのB104とB108で開催される。

「セルフサービス」は、松井周演出による回遊型展示と、草野なつかが監督した映像により構成される作品。松井が主催するスタディグループ・標本室における活動をもとに、十代から七十代までのメンバーの“現在”を切り取り、それをのぞき込むような作品となっており、鑑賞者は会場を周りながら“私という演劇”を体験する。展示には松井周のほか、金子岳憲、松井文、辻村優子、酒井進吾、牧内彰、小瀧万梨子が参加する。

展示の鑑賞料は税込3000円、映像の視聴料は税込2000円。映像は9月下旬ごろにオンラインで公開される予定で、購入者には視聴用のQRコードとイメージボードが郵送される。なお9月末頃には上映イベントが企画されている。