関西テレビ(以下カンテレ)と
これは、今年結成8周年を迎えた劇団Patchと、“8チャンネル”のカンテレがタッグを組み、関西から全国に向けて演劇を発信するプロジェクト。その第1弾となる「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」が、12月26・27日に大阪・サンケイホールブリーゼ、来年1月28日から31日まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演される。
本作では「LIAR GAME」「任侠ヘルパー」といったテレビドラマを手がけた古家和尚が脚本を、「幽かな彼女」「グッドライフ」などのテレビドラマをプロデュースし、舞台作品の演出も担ってきたカンテレの木村淳が演出・プロデュースを担当。近未来を舞台にしたラブサスペンスが展開する本作では、恋人にとある疑惑を抱いた男が、現実と空想の交錯する世界に迷い込むさまが描かれる。
劇団Patchとのタッグについて、木村は「“エンタメコンテンツの地産地消”。本当の意味で関西発のエンタメコンテンツの発信をしたいと思いました。関西弁を話す役者でなく、ここに生きている役者たちと組みたかったのが協働を決めた理由です」とコメント。劇団Patchメンバーの
チケットの一般発売は10月を予定。なお今後は、毎週水曜深夜に放送中の情報番組「ピーコ&兵動のピーチケパーチケ」ほか、カンテレの番組に劇団Patchメンバーが出演し、舞台完成までのプロセスに密着する動画の配信も実施される。さらに本日8月8日20:08には、同企画の公式サイトにてメッセージ動画が公開される予定だ。
劇団Patchメンバーからのコメント全文は以下のとおり。
中山義紘コメント
縁が深いカンテレさんと劇団Patchの8(パッチ)周年に一緒に作品作りを行えることをとても嬉しく思います! 劇団Patchの強みは、0から1を生み出せる人と、1を100に出来る人が揃っているところ。コロナ禍において、動きたくても動けずに悶々と日々を過ごし、ある種今回、猛獣の様な爆発力を持っている劇団Patchを縛り付けている鎖を壊し“行っておいで”と暴れるチャンスを頂けたような感覚で心が踊ります。8だらけの快進撃が始まります。無限大に末広がる未来を一緒に楽しみましょう!
井上拓哉コメント
これまでの8年間、泥臭い事を無我夢中でやってきました。偉そうですが言わせてください……やっと、世間の皆様が劇団Patchに気付いてくれる。そう、言い切れる程熱いパッションを持っている劇団Patchです。一度ハマると抜けられない沼に、常に泥臭い我々劇団Patchが導くので、楽しみにしていてください!
松井勇歩コメント
今までメンバー内での考えでいろんなことに挑戦してきたので、僕たちの発想とは違った、カンテレさんから見た劇団Patchの新しい一面が出てくるようなことがしてみたいです。デビュー当時からお世話になっているカンテレの皆さんと力を合わせて、必ず関西から演劇で日本を元気にしてみせます!
竹下健人コメント
8つながりですね。結成してからの劇団としての夢が、こうして実現する形となり、とても光栄です。正直、まだ夢じゃないかと思っています。関西を愛し、関西の素晴らしさを全国、いえ世界に発信していくという目標を掲げ、一緒に“おもろいもん”を“必死のパッチ”で作っていきたいです。これから先、僕たちの個性や強みはよりカラフルになっていく、そう信じています。
三好大貴コメント
何をやっても上手くいかない。頑張りたくても頑張れない。未来が不安。そんな方々の支えになりたくて表現者を志しました。カンテレさんと劇団Patchが手を取り合い、高い熱量をもってお届けする当企画。少しでも誰かの力になれますように。
星璃コメント
純粋にとても楽しみです! 劇団結成8年を迎えてここから!という時にコロナ禍になり、正直とても残念でした。追い討ちをかけるように演劇がやり辛い状況にもなってきています。でもそんな時でも、そんな時だからこそ、皆さんに演劇やエンタメを届ける意味と方法はあると思います。カンテレさんとのコラボがその追い風になると確信しています!
吉本考志コメント
演劇はまだまだ世間や若者には認知が低いものだと思います。20代10代の子たちに“演劇という面白いものがあるんだよ”というのを教えてあげたい。そんな掛け橋になれる存在にしていきたいです。
近藤頌利コメント
将来的に“大阪出身の俳優”といえば“
田中亨コメント
僕たち劇団Patchの1つのスローガンとして“明日も頑張ろうと思える作品づくり”というのがあります。今年は特に新型コロナウイルスの他にも、辛いことや苦しいことがたくさんあって、それでも前を向いて頑張って働いている人たちがいて、そういう人たちの後押しができるような応援団でありたいと思います。芸術の力を借り、カンテレさんとのコラボを通して、今まで頑張ってきて良かった、乗り切って良かったと思えるようなエンタメを長い時間をかけてお届けしたいと思っています。
納谷健コメント
“関西・8・エンタメ”……考えられるだけでも、3つの大きな軸で結びつき、カンテレさんとPatch、エンタメ界に留まらず、社会に貢献出来る試みだと確信しました。それは、地域・業界を巻き込んで展開するエンタメづくりになり得ると思うし、大きな公演を打つことも一つのステップとして、お客さんを含め深い関係を築きたいです!
尾形大吾コメント
カンテレさんを通じて、劇団Patchをよりたくさんの人に愛してもらいたいです! 愛してもらうからには、全力で、“必死のパッチ”で関西から全国へ演劇をお届けします! 次はあなたの番ですよ!
藤戸佑飛コメント
悲しいニュースや、大変な時期を乗り越えて、劇団Patchが耐えに耐え、溜めに溜め続けたパワーをどのように爆発させるのか、ぜひ楽しみにしていてください!!
カンテレ×劇団Patch プロジェクト「音楽朗読劇『マインド・リマインド~I am…~』」
2020年12月26日(土)・27日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2021年1月28日(木)~31日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
脚本:古家和尚
演出・プロデュース:木村淳
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カンテレ×劇団Patchの新プロジェクト始動、第1弾は音楽朗読劇
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