範宙遊泳「バナナの花」第2話を配信、完全リモートから集ってのクリエーションへ

範宙遊泳「むこう側の演劇『バナナの花』#2」が、本日7月3日20:00に同劇団のYouTubeチャンネルで公開される。

作・演出を山本卓卓が手がける「むこう側の演劇」は、オンライン上を“上演の場”と捉えて演劇を創作するプロジェクト。6月に公開された「#1」では、埜本幸良演じる元詐欺師の独身男性“穴蔵の腐ったバナナ”と、福原冠演じるマッチングアプリでサクラをしている男“百三一桜”がオンライン上で出会う様が描かれた。今回の「#2」では、2人の男の“オフラインでの出会い”が描かれる。

「#1」は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言下において完全リモートで制作されたが、「#2」は宣言解除後、実際に集ってクリエーションが実施された。範宙遊泳は「社会状況に沿う形で、創作スタイル自体も変化させながら、YouTubeという場での演劇づくりに取り組んでいます」「いつでもどこでも、お好きなスタイルで、私たちの演劇をお楽しみください」と観客にメッセージを送っている。なお「#3」は、8月上旬に公開される予定だ。