劇団コケコッコーがラジオドラマ制作、クラウドファンディングで支援募る

本日5月15日20:00、吉本興業がプロデュースするクラウドファンディングサイト・SILKHATにて、劇団コケコッコーのクラウドファンディングが開始される。

劇団コケコッコーは、お笑いコンビ・令和喜多みな実の野村尚平が2018年に旗揚げした劇団。昨年、「『関西演劇祭』お前ら、芝居たろか！」で多数の賞を受賞した同劇団は、3月に東京で受賞記念公演を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響により中止となっていた。

このたび同劇団は、連続ラジオ小説プロジェクトの始動を発表。このプロジェクトは、15分間のラジオドラマ「あっかんべー」を、平日20:00に劇団のYouTubeチャンネルにアップするというもの。ラジオドラマの制作は半年間継続していく予定で、舞台化も視野に入れているという。なおクラウドファンディングで募った資金は、ラジオドラマや舞台の製作費、劇団継続のための資金として使用される。

プロジェクト発足に際し、野村は「皆さんの日常に、少しでも楽しみになってもらえる作品作りを心がけて挑みます。近い将来、劇場でお会いできますように。ご支援、宜しくお願い致します」とコメントした。

野村尚平コメント

劇団「コケコッコー」主宰 野村尚平です。
13年間、上方で漫才を続けて参りました。
劇団を立ち上げ、新作落語をし、バンドもします。
そのどれもが「舞台」「観客」があって成り立つものです。
周知の通り、自粛が続いております。
我々のような演者だけでなく、チームとして一緒に戦って下さった家族のようなスタッフも
三ヶ月近く仕事がない状態です。
生活を続けていく不安は皆さんと同じくあります。
ですがそれを上回る「こんな時でも作品を作りたい」気持ちが日増しに強くなっております。
この度、新作をお届けします。
「連続ラジオ小説」と題したラジオドラマを劇団コケコッコーYouTubeチャンネルにて平日夜8時に放映、期間は半年間ととんでもない企画です。
多分、やつれます。
緊急事態宣言が解除されてもなお、かつての舞台を取り戻すまで沢山の時間が必要になると思います。
そんな皆さんの日常に、少しでも楽しみになってもらえる作品作りを心がけて挑みます。
近い将来、劇場でお会いできますように。
ご支援、宜しくお願い致します。