一糸座「おんにょろ盛衰記」が開幕、丸山厚人「何が虚なのか実なのか」

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糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」が、昨日2月5日に東京の座・高円寺1で幕を開けた。

糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」より。

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糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」より。

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今公演では木下順二の民話劇「おんにょろ盛衰記」を、川口典成の演出で現代版市民劇として立ち上げる。出演者には丸山厚人、結城一糸ら人形遣い、京劇俳優、女義太夫といったさまざまなジャンルのアーティストが集った。

糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」より。

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結城一糸は開幕に際し「今から45年程前、私は結城座で『おんにょろ盛衰記』に出演している。随分昔の話だが、緒方拳さんのおんにょろと、結城雪斎が遣う老婆が強く印象に残っている。今回は丸山厚人さんのおんにょろと、私の老婆で演じます。戦後12年目に書かれた、木下順二の民話劇を現代によみがえらせる。楽しくてダイナミックなゴチャマゼ民話劇にどうぞご期待下さい」と自信をのぞかせる。

糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」より。

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演出の川口は「木下順二の戯曲を演出することになるとは結構な驚きでした。木下順二が民話劇を書いていた背景には『民衆の哀歌(エレジー)』を踏まえたうえでの劇、ドラマツルギーを作るという切実な思いがあります。その思いを、幾分かでも共有できるかどうか。人形遣い、俳優、義太夫、お囃子、京劇、あらゆる力を味わっていただければと思います」とコメント。

また、今回おんにょろ役を演じる丸山は「糸、に操られているのは僕かもしれません。どちらが人間で、どちらが人形なのか。何が虚なのか実なのか。劇場で、目撃してください!」 と意気込みを語った。上演時間は休憩を含む約2時間を予定。公演は2月9日まで。

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糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」

2020年2月5日(水)~9日(日)
東京都 座・高円寺1

原作:木下順二  
演出:川口典成
出演:丸山厚人田村泰二郎、結城民子、永野和宏、結城敬太、織田圭祐、篠崎旗江、結城まりな、眞野トウヨウ、土屋渚紗 / 結城一糸 / 石山雄太、茶谷力輝 / 竹本綾之助 竹本越孝 / 鶴澤三寿々、鶴澤津賀榮 / 望月太意三郎

※篠崎旗江の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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