糸あやつり人形一糸座「おんにょろ盛衰記」丸山厚人がおんにょろ役

糸あやつり人形一糸座の「おんにょろ盛衰記」が、2月5日から9日まで東京 座・高円寺1で上演される。

糸あやつり人形一糸座は、古典のみならず現代の作家・演出家による新作にも挑んでいる糸あやつり人形劇団。本公演では木下順二の民話劇「おんにょろ盛衰記」を、糸あやつり人形をはじめ、俳優、女義太夫、京劇、歌舞伎囃子と多彩なジャンルの出演者が現代版市民劇として立ち上げる。また、演出をドナルカ・パッカーンの川口典成が手がける。

物語の主人公は、力が強くわがままで周囲になじめない“おんにょろ”。虎狼と大蛇に悩まされていた村人たちは、それらをおんにょろに退治させようと考えて……。おんにょろ役を丸山厚人が演じるほか、田村泰二郎、結城民子、劇団新人会の永野和宏、結城敬太、江古田のガールズの織田圭祐、篠崎旗江、結城まりな、眞野トウヨウ、土屋渚紗、結城一糸、京劇俳優の石山雄太と茶谷力輝、義太夫の竹本綾之介と竹本越孝、三味線の鶴澤三寿々と鶴澤津賀榮、鳴り物の望月太意三郎がキャストに名を連ねる。

※篠崎旗江の「崎」は立つ崎（たつさき）が正式表記。