白井晃が再びウォルシュ戯曲に挑む、「アーリントン」に南沢奈央・平埜生成・入手杏奈

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白井晃演出の舞台「アーリントン(ラブ・ストーリー)」が、4月11日から5月3日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで上演される。

左から南沢奈央、平埜生成。

左から南沢奈央、平埜生成。

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白井晃

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本作は、アイルランドの劇作家エンダ・ウォルシュが2016年に発表した作品。高層ビルの中にある待合室を舞台に、自分の番号が呼ばれるのを待つ若い女・アイーラと、隣の部屋でモニター越しにアイーラを見ている若い男を軸とした物語が描かれる。キャストには、南沢奈央平埜生成入手杏奈が名を連ねた。

白井がウォルシュ作品を演出するのは、2018年に草なぎ剛主演で上演された「バリーターク」以来。白井は「『アーリントン』の舞台となる密室の中には、世界と今がある。孤立主義、全体主義の風潮が蔓延する中、人々は異質なものを排除しようとする。監視者と被監視者のいる部屋は、まるで現代社会を投影するかのようだ。そんな世界に生まれた小さなラブストーリーに、私は切なくも、この上ない愛おしさを覚える。東京オリンピックを目前に、熱狂のさなかにある日本で、この作品を上演する意味は大きい」とコメントしている。チケットのKAme(かながわメンバーズ)先行販売は2月1日、一般販売は2月8日にスタート。

白井のコメント全文と南沢、平埜のコメントは以下の通り。

白井晃コメント

今、私にとってエンダ・ウォルシュほど刺激的な作家はいない。「バリーターク」を上演したのが2年前。その不条理かつ摩訶不思議な世界に魅せられ、彼の作品の虜になった。人間存在の不確かに対する不安と、その恐れに対する優しいまなざし。「アーリントン」の舞台となる密室の中には、世界と今がある。孤立主義、全体主義の風潮が蔓延する中、人々は異質なものを排除しようとする。監視者と被監視者のいる部屋は、まるで現代社会を投影するかのようだ。そんな世界に生まれた小さなラブストーリーに、私は切なくも、この上ない愛おしさを覚える。東京オリンピックを目前に、熱狂のさなかにある日本で、この作品を上演する意味は大きい。

南沢奈央コメント

まずは、昨年の「恐るべき子供たち」に続き、白井晃さん演出のもと、KAAT神奈川芸術劇場の大スタジオで作品を作れることが楽しみで仕方ないです。今回は日本初演となるエンダ・ウォルシュの作品に挑戦させていただきますが、また1つも2つもステップアップしなくては完成しないなというプレッシャーも感じています。他の劇場にはない、解放的でありながらも密な空気感の中で、観ていただいた方に鮮烈な衝撃を残せるように、白井さん、共演者、スタッフの皆さんと濃密に作り上げたいと思います!

平埜生成コメント

「バリーターク」を楽しく観劇していた自分が、エンダ・ウォルシュ作品×白井晃演出の第2作目に参加出来るとは思ってもみなかったので、とても驚きました。「アーリントン」には「a love story」という副題がついています。時間も場所も分からない、不思議だけど可笑しくて、悲惨で息苦しい世界だけど、とても優しい愛の物語です。ラブストーリーとは縁遠い俳優人生を送ってきてしまった僕にとっては試練の道となるかもしれませんが、同時に、大きな転機となる予感もしています。一体どんな景色が広がっているのか、未知なる旅に、今から心が躍っています!

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「アーリントン(ラブ・ストーリー)」

2020年4月11日(土)~5月3日(日・祝)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ

作:エンダ・ウォルシュ
翻訳:小宮山智津子
演出:白井晃
出演:南沢奈央平埜生成入手杏奈

※2020年4月8日追記:本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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