大きな“ピース”を体験して、松原俊太郎×今井朋彦、文学座「メモリアル」開幕

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文学座12月アトリエの会「メモリアル」が、本日12月3日に東京・文学座アトリエで開幕した。

文学座12月アトリエの会「メモリアル」より。(撮影:宮川舞子)

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文学座12月アトリエの会「メモリアル」より。(撮影:宮川舞子)

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本作は、第63回岸田國士戯曲賞を受賞した松原俊太郎の新作。俳優の今井朋彦が演出を手がけ、太田志津香、上田桃子、前東美菜子、神野崇、山森大輔萩原亮介が出演する。登場人物は花嫁、独身者、娘、入国者、取次者、相続人の6人とその他大勢。それぞれの行く末を抱えた人々は交差点の真ん中で“衝突”し……。

文学座12月アトリエの会「メモリアル」より。(撮影:宮川舞子)

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開幕に際し今井は、「よく舞台芸術では『観客が最後のピース』という言い方をしますが、今回はその最後のピースの大きさが半端ではないのです。これをお読みの皆さんにも、ぜひその大きなピースをご自身で体験していただけたらと思います」と観客にメッセージを送っている。

上演時間は休憩なしの約1時間45分で、公演は12月15日まで。なお5日は本作のフライヤーを手がけた画家・装丁家の矢萩多聞と出演者の上田・山森、7日19:00開演回は松原・今井・中村彰男が登壇するアフタートークが行われるほか、12日19:00開演回と13日は終演後に「アトリエ70周年プレイベント岸田國士リーディング&トーク」を開催。詳細は公式サイトで確認を。

今井朋彦コメント

文学座12月アトリエの会「メモリアル」より。(撮影:宮川舞子)

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いよいよ「メモリアル」が初日を迎えます。今回ほど、この初日が待ち遠しく感じた公演は初めてかもしれません。よく舞台芸術では作品創作をジグソーパズルにたとえて「観客が最後のピース」という言い方をしますが、今回はその最後のピースの大きさが半端ではないのです。これをお読みの皆さんにも、ぜひその大きなピースをご自身で体験していただけたらと思います。松原俊太郎さんの珠玉のせりふと共に、アトリエの濃密な空間でお待ちしています。

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文学座12月アトリエの会「メモリアル」

2019年12月3日(火)~15日(日)
東京都 文学座アトリエ

作:松原俊太郎
演出:今井朋彦
出演:太田志津香、上田桃子、前東美菜子、神野崇、山森大輔萩原亮介

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