上村聡史が“長い一晩”を大胆かつ繊細に描く、風姿花伝プロデュース「終夜」

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風姿花伝プロデュース「終夜」が、昨日9月29日に東京・シアター風姿花伝で開幕した。

風姿花伝プロデュース vol.6「終夜」より。

風姿花伝プロデュース vol.6「終夜」より。

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風姿花伝プロデュース vol.6「終夜」チラシ

風姿花伝プロデュース vol.6「終夜」チラシ[拡大]

本企画は、2014年にスタートした同劇場のプロデュース公演。その第6弾となる今作では、スウェーデンの作家ラーシュ・ノレーンが1983年に発表した「終夜」を、上村聡史の演出で立ち上げる。出演者には岡本健一栗田桃子斉藤直樹那須佐代子が名を連ねた。

シアター風姿花伝支配人の那須は、本作について「上村さんの大胆で繊細な演出のもと、四人の俳優は、膨大な質量、激烈な振幅を持つこの作品と格闘してきました。長い一晩のやりとりのうちに心も身体もバラバラと解体されていく登場人物たちの姿は、いつしか滑稽で愛しく思えてくるほどです」と語り、「日本ではなかなか上演されないスウェーデンの作家ラーシュ・ノレーンの本邦初演です。ご観劇後にきっと多くの思いを持ち帰っていただける芝居だと思います。ご来場を心よりお待ちしております」と来場を呼びかけた。上演時間は約3時間50分、公演は10月27日まで。

那須佐代子コメント

今年も小劇場にはあり得ない程贅沢なキャスト・スタッフにお集まりいただきました。
上村さんの大胆で繊細な演出のもと、四人の俳優は、膨大な質量、激烈な振幅を持つこの作品と格闘してきました。長い一晩のやりとりのうちに心も身体もバラバラと解体されていく登場人物たちの姿は、いつしか滑稽で愛しく思えてくるほどです。
スタッフの皆様も、骨太な質感でこの劇世界を立ち上げてくださっています。
日本ではなかなか上演されないスウェーデンの作家ラーシュ・ノレーンの本邦初演です。
ご観劇後にきっと多くの思いを持ち帰っていただける芝居だと思います。ご来場を心よりお待ちしております。

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風姿花伝プロデュース vol.6「終夜」

2019年9月29日(日)~10月27日(日)
東京都 シアター風姿花伝

脚本:ラーシュ・ノレーン
翻訳:岩切正一郎、ヘレンハルメ美穂
演出:上村聡史
出演:岡本健一栗田桃子斉藤直樹那須佐代子

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みやこわすれ @kenzakikuniko

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