ステージナタリー - 舞台・演劇の最新ニュースを毎日配信

「僕たちに“会いに来て”」藤田玲らが紡ぐラブサスペンスが開幕

259

左から中村優一、グァンス、藤田玲、栗原英雄、兒玉遥、西葉瑞希。

左から中村優一、グァンス、藤田玲、栗原英雄、兒玉遥、西葉瑞希。

「私に会いに来て」が、本日9月13日に東京・新国立劇場 小劇場にて開幕。初日に先駆け同日、囲み取材が実施された。

1996年に韓国で初演された「私に会いに来て」は、実際に起きた殺人事件の資料をもとに創作されたラブサスペンス。2003年には同作をモチーフにした映画「殺人の追憶」が公開された。

囲み取材には主演の藤田玲をはじめ、中村優一兒玉遥、西葉瑞希(きゅい~ん'ズ)、グァンスSUPERNOVA)、栗原英雄が出席。藤田はハードだったという稽古を振り返り、「たくさん体を動かす作品ではありませんが、脳みそがどんどんカロリーを消費しているのがわかりました。心や体にいい意味でストレスがかかる物語なので、お客様にも観劇しながらいろいろ考えていただけると思います」と話す。上演に向けては「稽古で1つひとつ煮詰めてきたので、韓国の作品に恥じない日本バージョンをお届けできたら」と意気込みを語った。

西葉は「重たい内容の作品」と本作を紹介しつつ、「皆さんに観ていただきたいなと思って毎日稽古を重ねてきました。ぜひいらしてください!」と元気いっぱいにコメント。今年6月にHKT48を卒業した兒玉は、「やってきたことを信じて本番に臨むのみです。自信あります!……って、自己暗示をかけてます(笑)」と述べて報道陣を和ませる。またインタビュアーに兒玉の印象を問われた栗原が、「すごく努力されていたので、ぜひ“コジマ”さんの姿を見てほしい」と真顔で冗談を飛ばせば、兒玉はすぐさま「私、“コダマ”です!!(笑) ……こんな感じで、和気あいあいとやっています」と訂正しつつ、カンパニーの仲むつまじさをアピールした。

高校時代に本作と出会って以来「100回以上観た」と言うグァンスは「忘れられないほど大好きな作品の中で生きられることに、すごくワクワクしています」と胸の内を明かし、「今回の出演は自分にとってターニングポイントになるのでは」と期待を口にする。さらに中村は本作の公演が東京で4日間、大阪で2日間のみ行われることに触れ、「限られた公演数なので、ぜひ劇場へお越しください!」と観客に呼びかけた。

会見では、兒玉が公演期間中の9月19日に誕生日を迎えることにキャストたちが言及する場面も。栗原が「きっと誕生日プレゼントを用意しますよ! 藤田くんが」と水を向けると、藤田は「僕ですか!? お願いしますよ先輩……」と即座にツッコミを入れて会場を笑いで包みつつ、兒玉に欲しいものを尋ねる。迷いつつ「マグカップ」と答える兒玉に、藤田は「そんな、旅行のおみやげみたいなものでいいの!?」とリアクションしながら「マグカップなら10個買ってあげます」と続け、再び記者たちを笑わせた。

最後に藤田が「ぜひ、僕たちに“会いに来て”ください!」と作品タイトルにちなんで挨拶し、囲み取材は終了した。

劇中では、猟奇的殺人事件を捜査するために、ソウルから華城警察署に派遣された若手エリート刑事を中心とした人間模様が描かれる。脚本・演出を務めるのはヨリコ・ジュン。公演は9月16日まで新国立劇場 小劇場、9月19・20日に大阪・サンケイホールブリーゼにて行われる。

「私に会いに来て」

2019年9月13日(金)~16日(月・祝)
東京都 新国立劇場 小劇場

2019年9月19日(木)・20日(金)
大阪府 サンケイホールブリーゼ

原作:キム・グァンリム
演出・映像:ヨリコ ジュン
上演台本訳:後藤温子
出演:藤田玲 / 中村優一兒玉遥、西葉瑞希 / グァンス / 栗原英雄 / 大澤信児高山猛久、田中亮、畑中竜也、曾田彩乃、藤本かえで、高石あかり / Anna(バイオリン演奏)

※高石あかりの「高」ははしごだかが正式表記。

ステージナタリーをフォロー