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市川染五郎&市川團子、父の印象は「変。」「昆虫の心を理解している」

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「《シネマ歌舞伎》東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」舞台挨拶より。左から市川團子、市川染五郎。

「《シネマ歌舞伎》東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」舞台挨拶より。左から市川團子、市川染五郎。

《シネマ歌舞伎》東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖」の公開を記念した舞台挨拶が、昨日6月17日に東京・東劇で行われ、出演者の市川染五郎市川團子が登壇した。

「東海道中膝栗毛『歌舞伎座捕物帖』」は、昨年2017年の「八月納涼歌舞伎」で上演された作品。16年上演の「東海道中膝栗毛〈やじきた〉」でタッグを組んだ市川染五郎(現・松本幸四郎)と市川猿之助が出演している。「シネマ歌舞伎」の最新作として6月9日に全国公開された本作では、染五郎(当時は松本金太郎)は父・幸四郎、團子も同じく父・市川中車と共演を果たした。

舞台挨拶の当日が父の日ということにちなみ、染五郎と團子に「自分の父の印象」について質問が飛ぶ。染五郎は幸四郎について、フリップに「変。」と書き、「ポテトチップスは野菜と言って食べていたり、変なところは数えきれないほどあります」とエピソードを明かす。一方の團子は中車について「昆虫の心を理解している」とイラストを添えて表現。「洗面所に昆虫の本、リビングにも台所にもあって、昆虫の本ばっかり見ています。それ以外思い浮かばなかったです」と話し、客席の笑いを誘った。

また、本作での父との共演について尋ねられると、團子は「その場にいて共演するってことが初めてでした。実際に芝居をしているところを見て、遅くから(歌舞伎の世界に入って)がんばっていてすごいなと思いました」と感慨を述べる。続く染五郎は「父は挑戦という言葉が似合う。高麗屋は代々、挑戦する家なのでそれを受け継いでいてすごいなと思います」と語った。

話題が父の日のプレゼントのことにおよぶと「『いつもありがとうございます、お芝居のことをこれからも教えてください』とカードに書きました」と染五郎。対して「(カードは)書いてないです」と答えた團子は「一言メッセージを」と求められると、「これからもよろしくお願いします」と少し照れながら父への感謝を口にした。

さらに、8月9日から27日まで東京・歌舞伎座にて上演される「お伊勢参りにまた行くの!? 東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)」に言及し、染五郎は「また『東海道中膝栗毛』の続編をやらせていただくことになりましたので、ぜひ観に来ていただければと思います」とコメント。團子は「自分の中でこのシリーズは、歌舞伎俳優としても、人間としても成長させてもらっている作品。続編では、史上初となる4人での宙乗りをやらせていただきます」と意気込みを語り、舞台挨拶を締めくくった。

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