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東京バレエ団「白鳥の湖」沖香菜子&宮川新大ペアが初々しい姿を披露

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東京バレエ団「ブルメイステル版『白鳥の湖』」公開リハーサルより。(Photo:Mizuho Hasegawa)

東京バレエ団「ブルメイステル版『白鳥の湖』」公開リハーサルより。(Photo:Mizuho Hasegawa)

東京バレエ団「ブルメイステル版『白鳥の湖』」の公開リハーサルが、6月12日に東京都内で行われた。

本作は、20世紀バレエを代表するバレエマスターのウラジーミル・ブルメイステルが改訂演出・振付した、“ブルメイステル版”の「白鳥の湖」。今回の東京バレエ団公演では衣装が一新されるほか、主演を上野水香柄本弾、川島麻実子と秋元康臣、さらに今年2018年4月にプリンシパルに昇進した沖香菜子と宮川新大という3組のペアが務める。

リハーサルでは第3幕、舞踏会のシーンが公開され、オディール役の沖とジークフリート王子役の宮川を中心に、ダンサーたちがエネルギッシュな踊りを披露した。

その後行われた記者懇親会では、沖と宮川、そして東京バレエ団芸術監督の斎藤友佳理が取材に応じた。リハーサルで「初々しさを前面に出して」と斎藤に激励された沖は、「オデットもオディールともにまだ作っている段階ですが、もっと大人っぽさを出していくことが課題」と自身を分析。宮川は、「幕ごとの感情の違いをはっきりと出せるようにしてきたい」と意欲を見せた。

一方の斎藤は「当初借りようとしていた装置が、ブルメイステルの演出意図にかなうものではないとわかり、自前の装置を作りました」と初演を振り返り、今回のために、小物も合わせて200点以上の新衣装を準備したことを明かす。また衣装について「こんなに大変とわかっていたらやらなかった!(笑)」と苦笑いし、記者たちの笑いを誘った。

続けて斎藤は、今回の「白鳥の湖」に主演する3組のカップルたちについて「それぞれに全然違います。ダンサーの個性が生きるような振りの違いは認められるべきもの。それはまさに古典でしかできないことです」と手応えを語った。

東京バレエ団「ブルメイステル版『白鳥の湖』」は6月29日から7月1日まで東京・東京文化会館にて。このほか6月16日に神奈川・鎌倉芸術館 大ホール、7月4日に山口・山口市民会館 大ホール、7月6日に島根・島根県芸術文化センター グラントワ 大ホール、7月8日に鳥取・倉吉未来中心 大ホールで上演される。

東京バレエ団「ブルメイステル版『白鳥の湖』」

2018年6月16日(土)
神奈川県 鎌倉芸術館 大ホール

2018年6月29日(金)~7月1日(日)
東京都 東京文化会館

2018年7月4日(水)
山口県 山口市民会館 大ホール

2018年7月6日(金)
島根県 島根県芸術文化センター グラントワ 大ホール

2018年7月8日(日)
鳥取県 倉吉未来中心 大ホール

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
改訂振付:ウラジーミル・ブルメイステル、(第2幕)レフ・イワーノフ、アレクサンドル・ゴールスキー(三羽の白鳥)

キャスト

オデット / オディール:上野水香(6月16日、29日、7月6日)、川島麻実子(6月30日、7月8日)、沖香菜子(7月1日、4日)
ジークフリート王子:柄本弾(6月16日、29日)、秋元康臣(6月30日、7月8日)、宮川新大(7月1日、4日)

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