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□字ック「Y FUTAMATA」須貝英、堀川炎、鳥山フキが三者三様のステージ

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須貝英作・演出「カラオケの夜」より。

須貝英作・演出「カラオケの夜」より。

□字ック 番外公演「Y FUTAMATA vol.2」が、本日5月9日に東京・小劇場B1で開幕する。

「Y FUTAMATA」は、□字ックの劇団員が今やりたい脚本・演出家を呼び、作品をセルフプロデュースする上演企画。今回は山田佳奈須貝英と、大竹ココが世田谷シルクの堀川炎と、日高ボブ美、滑川喬樹の2人がワワフラミンゴの鳥山フキとタッグを組み短編を上演する。

須貝が手がける「カラオケの夜」には、山田とロロの亀島一徳が出演。離婚を決めた夫婦が過ごす、カラオケでの一夜が繊細に描かれる。鳥山の「ぼんやりした話/セプテンバー」には日高、滑川、柳沢茂樹が出演。男2対女1というワワフラには珍しい男女構成で、“初のエンタメ”を繰り広げる。堀川の「Re:」には、大竹、ユトサトリ。の大原富如、クロムモリブデンの小林義典、世田谷シルクの佐藤優子、犬と串のホリユウキが出演。“伝染”をテーマに、身体表現を駆使したパフォーマンスを披露する。

上演時間は約1時間40分。公演は5月13日まで。なお本日9日19:30公演は須貝、鳥山、堀川、山田によるクロストーク、11日19:30公演には三津谷亮を招いてのトークが終演後に行われる。

山田佳奈コメント

久しぶりに自分の為に、誰に気を遣うこともなく稽古にお時間を頂いています。わたしは演出と兼任しながら演じる機会が多いので、自劇団の公演ではめずらしい機会。とても嬉しいし、逆にとても照れ臭いです。
今回の作品は別れる夫婦の、最初で最後のカラオケボックスでのお話です。大好きな、大好きだった人との、別れ。毎稽古たまんねえ気持ちになります。
須貝さんの脚本演出は繊細です。わたしが彼の公演を千歳船橋APOCシアターに観に行ったのがいつだったか忘れてしまいましたが、その時にセリフの秀逸さに心を動かされまくって、販売されていた脚本を買って帰ったのです。
あのときの、グググと動いた気持ちを、今度は皆さんに感じていただけますように。先の光に向かって。頑張りますのでぜひ。

日高ボブ美コメント

鳥山フキさんが、キャスト3人を見て描いてくれた作品です。どうやら、ワワフラ初のエンタメだそうです。
そして初めて男性が2人出るそうです。さらにきっと、こんなにパンチが強い女が出るのも初めてでしょう。鳥山さんに愛を。
そして出来上がった作品を皆様に観てもらいたい。劇団とは違う顔のなめさんと私がいるかも。

滑川喬樹コメント

「鳥と岩が出会う」
いつも煙に巻かれて劇場をあとにするんです。ワワフラミンゴを見た後は。
穏やかなようで乱暴だったり。可笑しいかと思ったらゾッとしたり。意味がありそうで無さそうだったり。
ワワフラミンゴの作品はいつも、対極するものの真ん中へんにいて、自由にあっちに行ったりこっちに行ったりしているみたい。
アリスは白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込んだけどワワフラミンゴは鳥山さんにゆるゆると導かれて不思議の国に迷い込みます。
是非みなさまにも煙に巻かれて欲しいです。稽古場では鳥のような鳥山さんが岩のようなボブ美さんに演出をつけてます。これはなんか起こるでしょう。多分。

大竹ココ コメント

私たち堀川チームの「Re:」という作品は、初め台本がなく、日々エチュードを重ね、話合いシーンを立ち上げていきました。
作品を観ていただくと、「あるある!」と感じるシーンがいくつもあると思います。
今の自分の感情も、自分以外の人から影響を受けている、または自分が他人に与えた影響がどこまでも続いている、と思うと不思議な気持ちになります。
自分が伝染させた感情が巡り巡って、そして消える時があるのだとしたらどんな時なんだろうと気になります。
そんなことを考えながら作った「Re:」。楽しんでいただけたらと思います。
みんなで振付をしたダンスは必見です! 頑張ります!

□字ック 番外公演「Y FUTAMATA vol.2」

2018年5月9日(水)~13日(日)
東京都 小劇場B1

「カラオケの夜」

作・演出:須貝英
出演:山田佳奈亀島一徳

「ぼんやりした話/セプテンバー」

作・演出:鳥山フキ
出演:日高ボブ美、滑川喬樹、柳沢茂樹

「Re:」

作・演出:堀川炎
出演:大竹ココ、大原富如、小林義典、佐藤優子、ホリユウキ

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