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「アニー」新演出版が「パワーアップ」、辺見えみり「母が演じた役にウルっと」

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左からハニガン役の辺見えみり、アニー役の新井夢乃、宮城弥榮。

左からハニガン役の辺見えみり、アニー役の新井夢乃、宮城弥榮。

丸美屋食品ミュージカル「アニー」が、明日4月21日に東京・新国立劇場 中劇場で開幕する。

1976年に誕生し、日本では1986年に初演されたミュージカル「アニー」。昨年2017年に演出や翻訳台本、振付、舞台美術、衣装などが一新され、今回もこの新演出版を手がけた山田和也が、演出を担当する。

公開ゲネプロ後には、アニー役の新井夢乃と宮城弥榮、ウォーバックス役の藤本隆宏、ハニガン役の辺見えみりが取材に応じた。宮城は「始まる前は緊張したけど、始まってからはあっという間でした」と興奮冷めやらぬ表情で手応えを語る。新井は「優しくて元気いっぱいのアニーになるようにがんばってきた稽古は、楽しくてあっという間に終わってしまいました。1回1回を大切に演じたいです」と元気いっぱいに述べた。

2年連続の出演となる藤本は、「お客様に感動していただいていますが、私自身も感動をいただいた作品なので、自信を持って昨年以上に精一杯やりたいと思います」と宣言。また今作を17年上演版より「パワーアップしている」と太鼓判を押し、「ぜひ観に来ていただきたいです。特に辺見さんのハニガンが素敵です。辺見さんの歌が素晴らしい。ハーモニーが美しい曲だなと改めて思わせてくれます」と辺見を絶賛して視線を送った。

辺見は恐縮しつつ、「お客様の反応で役がどう変化していくか楽しみです。とにかく精一杯演じたいです」と意気込みを語る。また、06年の公演で母・辺見マリが演じた同役に挑むことについては、「母のときと衣装も違うし演出も違いますが、セリフや歌は当時と変わらないので、自分が演じているということに対しウルッとくるときがあります」と笑顔を見せ、「お客様に元気になっていただける作品だと思います。すごく新鮮な感じに仕上がってますので、去年観た方も、ぜひ劇場までお越しください」と結んだ。

最後に新井は「緊張しているけど、稽古から楽しくて、皆で力を合わせてがんばってきたので、お客さんに伝えられるようにがんばりたい」、宮城は「明日から千秋楽まで、今日ゲネプロでうまくいった感覚を、本番でも出し切っていきたい」とそれぞれ意気込みを語り、取材は締めくくられた。

東京公演は5月7日まで。その後、8月4・5日に福岡・福岡市民会館 大ホール、9日から14日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、26日に新潟・新潟テルサ、31日から9月2日まで愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホールで上演される。

丸美屋食品ミュージカル「アニー」

2018年4月21日(土)~5月7日(月)
東京都 新国立劇場 中劇場

2018年8月4日(土)・5日(日)
福岡県 福岡市民会館 大ホール

2018年8月9日(木)~14日(火)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2018年8月26日(日)
新潟県 新潟テルサ

2018年8月31日(金)~9月2日(日)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール

脚本:トーマス・ミーハン
作曲:チャールズ・ストラウス
作詞:マーティン・チャーニン
翻訳:平田綾子
演出:山田和也
音楽監督:佐橋俊彦
振付・ステージング:広崎うらん

子供キャスト
アニー:新井夢乃 / 宮城弥榮
モリー:尾上凜 / 島田沙季
ケイト:歌田雛芽 / 込山翔愛
テシー:音地美思 / 林歩美
ペパー:田中樹音 / 武藤光璃
ジュライ:山下琴菜 / 河崎千尋
ダフィ:藤田ひとみ / 山本樹里
ほか
※すべてWキャスト。

大人キャスト
ウォーバックス:藤本隆宏
ハニガン:辺見えみり
グレース:白羽ゆり
ルースター:青柳塁斗
リリー:山本紗也加
ルーズベルト大統領:伊藤俊彦
ほか

※河崎千尋の「崎」は立つ崎(たつざき)が正式表記。

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